4人中3人の防災意識が変化。私たちが今、できることは?

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  • 自然災害は他人事ではない!?

自然災害は、人間の意思とは関係なく起こりうるため、防御できません。
日本は、地震や台風、火山の噴火など、自然災害がとても多い国とされています。特に、地震に関しては、「地震大国」と呼ばれるほど、頻繁に起こっています。
いつ、どのように起こるか、完全に予測がつかないため、被災経験がない方も防災の意識を持ち、他人事ではなく、自分事として意識する必要があります。

ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「防災(災害)について」アンケートを実施しました。

《調査概要》
調査期間:2022年8月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
 

  • 7割以上の方が被災経験したことがない

【調査】
質問: 自然災害などによる被災経験をしたことがありますか?(対象:1,000名)

自然災害などによる被災経験をしたことがありますか?という質問では、「ある」と回答した方は26.6%、「ない」と回答した方は73.4%という結果になりました。約4人に1人が被災経験をしていることがわかりました。
 

  • 約4人に3人の意識が変わった

【調査】
質問: 東日本大震災や九州北部豪雨など災害が発生した前後で、災害に対する意識や行動の変化はありましたか?(対象:1,000名)

東日本大震災や九州北部豪雨など災害が発生した前後で、災害に対する意識や行動の変化はありましたか?の質問に対し、「非常にあった」が21.4%、「ある程度あった」が51.9%と、約4人に3人の意識や行動が変わったことがわかりました。一方、「まったく変わらなかった」と回答した方は4.9%と極少数となっております。
 

  • 意識や行動の変化は様々

【調査】
質問: 前問に対して、具体的にどのような変化がありましたか?(複数回答可、回答数:2,361)

前問に対して、具体的にどのような変化がありましたか?の質問では「非常食などの準備を始めた」が21.1%、「避難所の確認をした」が17.2%、「ハザードマップを確認した」が17.0%、「災害について家族と話すようになった」が16.2%と上位4つは、大差ない結果となりました。
 

  • 情報源ではテレビがトップ

【調査】
質問: 自然災害が発生したときに、情報源として欠かせない媒体は何ですか?(複数回答可、回答数:3,243)

自然災害が発生したときに、情報源として欠かせない媒体は何ですか?という質問では「テレビ」が18.7%でトップとなりました。しかし、2番目以降も「緊急速報メール(エリアメール)」が16.0%、「ラジオ」が15.4%と大差がない結果となりました。

今では、テレビがない家庭はあまりないので、重要な情報源になっているようです。また、停電になった時は、テレビがつかないため、防災ラジオが欠かせないという方も多いみたいです。
 

  • 被害経験は様々・・・

今回のアンケートでは、「自然災害などによる被災経験をしたことがありますか?」の質問に対し、「どのくらいの被害経験をしたことがありますか?」(対象:1,000名)という質問をフリー回答で実施しました。
その中から、回答をいくつかピックアップしてご紹介します。

「東日本大震災の影響で、水道や電気は止まりました。」

「北摂地震・大洪水の際、ガスが止まり、10日程お風呂に入られなかった。」

「タンスやテレビなど家の中のものがほとんど倒れた。お茶碗や蛍光灯が壊れて飛び散った。」

「台風の影響で川が氾濫し、床上浸水の被害にあった。」

様々な自然災害がありますが、特に、地震での被災経験の回答が多く寄せられました。

その中でも東日本大震災に関しては、数日間に及ぶ全てのライフラインの停止、建物の倒壊、帰宅困難などの回答がありました。

 

  • 二次災害にも注意!備えは万全に

二次災害とは、ある災害が発生した際に、それに連鎖して起こる、別の災害のことです。東日本大震災は、マグニチュード9.0の非常に大きな地震が発生しただけではなく、最大40メートルにも及ぶ巨大な津波が発生しています。
このように、災害は、直接的な被害だけではなく、二次災害にも注意しなければなりません。他にも二次災害には、このようなものがあります。

【地震による二次災害】
・地割れ
・ライフラインの遮断
・液状化現象 など

【大雨による二次災害】
・土砂崩れ
・地すべり
・がけくずれ など

一時災害が終わった後、安心する気持ちがあるとは思いますが、二次災害が起こる可能性を考え、行動しましょう。
 

  • 1000人アンケート

今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

 

  • 1000人アンケートとは
 

「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。

お気軽にご利用下さい!

★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
<リンク先>https://www.navit-j.com/media/?p=78938

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