ケアと暮らしの編集社、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

この記事は約4分で読めます。
一般社団法人ケアと暮らしの編集社(以下、ケアと暮らしの編集社)は、10月7日に当社が運営する「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」が2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。また、グッドデザイン賞審査委員によって選出される「私の選んだ一品」に選ばれ、GOOD DESIGN Marunouchiにて、10月7日(金)より11月6日(日)まで開催する展示会で紹介されます。

 

 

  • グッドデザイン賞の概要

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

公益財団法人日本デザイン振興会
グッドデザイン賞ウェブサイト:https://www.g-mark.org/
 

  • 受賞対象の概要

本と暮らしのあるところ だいかい文庫(兵庫県豊岡市)
 

本と暮らしのあるところ だいかい文庫は、既存の制度上にある縦割りの医療福祉の相談の場、同質性の高いマイノリティの居場所ではなく、本というテーマに共感した人、誰もが集まれる図書館です。図書館としても、居場所としても使え、お店番という役割を持てます。本が好きなら、障害、高齢者等のカテゴリーに関係なく自分に合った使い方ができるケアとまちの拠点です。また医療福祉専門職の相談員がおり、フォーマルなサービスやありふれた地域の場も含めたコミュニティを処方する社会的処方の拠点となっています。

■受賞対象ページ:https://www.g-mark.org/award/describe/54520?token=QCClixxgwU
■公式サイト:https://carekura.com/daikaibunko
 

  • 「私の選んだ一品」展開催概要

私の選んだ一品   2022年度グッドデザイン賞 審査委員セレクション
2022年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的なお気に入りや気になる受賞デザイン約90点を、審査委員のコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画です。本と暮らしのあるところ だいかい文庫が選出され、パネル等で紹介されます。

審査委員コメント:飯石 藍委員
一箱本棚オーナーを募るシェア型図書館の形を取りながらも、立ち上げたのは地元在住の医師。本を通じた場所でありながら、ケアし合える・気軽に相談し合える・居場所となる拠点としての機能を果たしている。まちと人、まちとケア・医療福祉等、多くの分断された関係性を紡ぎ直す素晴らしい取り組み。    

日時:2022年 10月7日(金) – 11月6日(日)  11:00-20:00 会期中無休/入場無料
会場:GOOD DESIGN Marunouchi  http://www.g-mark.org/gdm/
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
  tel.03-6273-4414
 

  • 一般社団法人ケアと暮らしの編集社の概要

 

医療介護関係者のみならず、街に暮らす人々とともに、アートやデザインを活用したコミュニティ活動を実践することで、地域住民のウェルビーイングを醸成する非営利法人。本と暮らしのあるところ だいかい文庫、モバイル屋台de健康カフェin豊岡(YATAI CAFE)等のケアとまちを紡ぐプロジェクトや自治体と共に社会的処方の実装に取り組む。

所在地:兵庫県豊岡市中央町6-1
代表者:代表理事 守本陽一
公式サイト:
https://carekura.com

 

タイトルとURLをコピーしました