当会へ届いた外貨紙幣は日本で換金したあと、児童労働の削減や予防の支援など、途上国での支援活動に役立てます。対象の外貨紙幣を封筒等に入れ、シャプラニールの東京事務所までお送りください。
- 外貨で寄付するなら今。海外旅行の思い出のある外貨で、国際協力しませんか
COVID-19の影響で過去数年、海外旅行の機会は激減していましたが、現在は各国の水際対策の緩和により、世界各国からの観光客の受け入れや海外出張の機会も徐々に増加傾向にあります。シャプラニールでは、旅行や出張で使いきれなかった外貨や、自宅に眠っている外貨のご寄付の呼びかけをしています。特に米ドルなどは円安の影響でこれまでより多くのご寄付につながります。2021年度には約135万円になる外貨寄付が全国から寄せられました。この機会に使わなくなった外貨紙幣の寄付をして、国際協力を始めてみませんか。
- あなたのご寄付でできること
● 中国元 150元(3,000円相当のご寄付)で
⇒子どもたちの教育支援(学費援助、文房具、教科書等)1名分相当に
● 米ドル $7(1,000円相当のご寄付)で
⇒通学に必要なカバン1名分相当に。
- 根本的な問題解決を促すシャプラニールの取り組み ~児童労働のない社会へ~
ネパールの子ども(5-17歳)のうち15.3%にあたる約108万人が児童労働に従事していると言われ、世界でも児童労働従事者の多い国です(ILO, 2021)。ネパール政府は2025年までに児童労働を撲滅することを目標に掲げていますが、児童労働をなくすための具体的な制度はまだ十分に機能していません。このことからシャプラニールは児童労働の送り出し地域となっているマクワンプール郡マナハリ村で、現地パートナーNGOや行政機関と協働して「児童保護権利政策」「児童労働撲滅行動計画」などを作成し、子どもの権利保護機能の強化を進めています。さらに子どもの権利に関するワークショップなどを通じた地域全体への啓発活動のほかに、児童労働に陥る可能性の高い貧困家庭の子どもが学校に通い続けられるように各家庭の需要に合わせた教育支援や保護者への生活支援なども実施しています。
- 「旅行の思い出が南アジアの支援につながる、外貨寄付キャンペーン」概要
● 対象: 米ドル、ユーロ、英ポンド、中国元、など各国の外貨紙幣
● ご寄付の方法: 封筒などに入れて、下記までお送りください。
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 シャプラニール「外貨寄付キャンペーン」係
シャプラニール東京事務所 TEL. 03-3202-7863 (火~土曜 10:00~18:00 )
● 受付期間: 2022年10月5日(水)~ 11月9日(水)
● 詳細: https://www.shaplaneer.org/youcan/sutenai/
※寄品を直接事業地へ送ることはありません。当会へ届いた外貨は専門業者を通じて日本国内で換金し、当会の活動全般に大切に使用いたします。集まった寄付は管理費など当会の活動全体にも使用されます。
- シャプラニールについて
支援が届きにくい「取り残された人々、課題」にアプローチ
“すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会”を目指す国際協力NGO
認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会は、1972年に創立された、特定の宗教、政治、企業、団体に属さない国際協力NGO。主にバングラデシュやネパールといった南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して活動しています。
主な活動、①子どもの今を支え、明日を守る ②災害に強い地域をつくる ③社会からの孤立を防ぐ ➃市民同士のつながりを促す という4つの取り組みを通じて、社会や他の援助団体の支援から「取り残された人々」への支援や「取り残された課題」に取り組んでいます。
- 団体概要
・団 体 名:認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール、日本
・主な活動内容:児童教育支援、児童労働の予防と削減、 減災・防災支援、 災害緊急救援・復興支援、 在住外国人にかかわる取り組み、フェアトレード活動、 開発教育および出版活動、スタディツアー等
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:www.shaplaneer.org
・オンラインショップ「クラフトリンク」:www.craftlink.shop