この取り組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは地域への感謝の気持ちとして実施する社会貢献プロジェクト“Dolphins Smile”を実施しており、「オフコートの3P」として「”Planet”(地球を守る)、 “People”(支援が必要な人に手を差し伸べる)、 “Peace”(平和・安心安全)」3つのPを基軸に、ドルフィンズコミュニティが笑顔になれるよう、コミュニティの抱える課題やニーズに応える形で実施しています。
また、2020年12月、FIBAやNBA、2024年パリオリンピック組織委員会などグローバルスポーツ界が一丸となって地球環境・気候変動問題に取り組む、国連「スポーツ気候行動枠組み」に日本のプロスポーツ1部所属クラブとして初めて署名(2021年12月28日にはCOP26で発表された新基準へも日本で初署名)し、CO2排出量削減に取り組んでいます。
チーム名に海の生き物の名前がついていることから、海との親和性が高く、応援に来てくれたファンだけでなく、地域を巻き込んだコミュニティへの訴求に賛同していただき、今回のコラボレーションが実現しました。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームアリーナは愛知県が管理する愛知県体育館。海と日本プロジェクトとコラボレーションしたごみ箱をシーズンを通して設置し、観客が捨てるペットボトルを中心としたごみへの意識促進を狙います。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、歴史と伝統を誇る国際都市名古屋をベースに、「地域から誇りに思ってもらえるスポーツクラブ」を目指し、バスケットボールのゲームを通して夢と感動を届ける事業を運営しています。その事業は、ホームゲームや日々の地域活動を通じて、多くの方々に応援、ご協力を頂くことで初めて成立するものであり、地域社会はドルフィンズにとってかけがえのないパートナーです。
その地域社会保全の為にも「海と日本プロジェクト」の活動に協力し、海で進行している環境の悪化などの現状を、子供たちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていきます。
世界は今、気候危機問題や災害リスク、新型コロナウイルスなど、未曽有の窮地に立たされていますが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと海と日本プロジェクトは、海と人と人をつなぎ、ともに困難を乗り越え、弱い立場にある方々を勇気づけるスポーツの力を信じています。
2022年9月29日のシーズン開幕戦では多くの観客が来場し、ごみ箱に書かれたメッセージを読み、考える姿を見ることができました。
観客からは「バスケットゴール風にデザインされたごみ箱だと楽しみながらごみを捨てることができる」「プラスチックの削減に取り組み海をキレイにしていきたい」という声を聞くことができました。
<概要>
設置日程 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ〈2022-23シーズン ホーム試合〉 2022年 9月29日 10月1.8.9.22.23日 11月30日 12月3.4.24.25.30.31日 2023年 1月11.28.29日 3月8.22.25.26日 4月5.12.15.16.19日予定 5月5.6日予定 |
会場 | ドルフィンズアリーナ 〒460-0032 愛知県名古屋市中区二の丸1-1 |
アクセス | 電車:地下鉄 市役所駅 徒歩約5分 車 :駐車場はありませんので、お車でお越しの方は名古屋城二の丸駐車場もしくは、名古屋城正門前駐車場にお停めください。※ともに有料(30分180円) |
<団体概要>
団体名称︓海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会
URL︓https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容︓愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/