このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の取り組みの一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:ABSまつり2022 ~釣りキチ三平拾い箱で秋田の海ごみゼロを目指そう~
・日程:2022年9月17日(土)18日(日)
・開催場所:秋田市「エリアなかいち」
・参加人数:まつり来場者 5万人程度、釣りキチ三平ごみ拾い隊・啓発活動 20人
- 3年振り12回目の開催となるABSまつり2022 来場者5万人を越す会場内で「海ごみゼロを目指す活動」をPRしました
感染症の影響で3年振りの開催となったABSまつり。「活気が失われた秋田に再び元気を取り戻すACTIONを!」を合言葉に、お笑い芸人やアイドルを中心としたステージ、グルメ屋台、テレビやラジオの生放送、YouTube配信で盛り上がりました。今月17日から25日間は”海のために今、できることを考え・行動しよう”と呼びかける『全国・秋の海ごみゼロウィーク』期間でもあります。あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会では、大勢の人が集まるABSまつり会場で「釣りキチ三平拾い箱」を設置し、ごみの分別、ポイ捨て防止のチラシを配るなどの啓発活動、釣りキチ三平ごみ拾い隊が清掃活動を行いました。
- 広がる「釣りキチ三平拾い箱」の輪!みんなであきたの海ごみゼロを目指そう!
会場内に設置された「釣りキチ三平拾い箱」は、秋田を代表する漫画家で横手市出身の矢口高雄さん(故人)の人気まんが「釣りキチ三平」のキャラクターと、矢口先生が描いた貴重な画が使用されています。三平拾い箱の前では、拾い箱の中をのぞきこんだり、三平やゆりっぺと写真を撮る子どもや、矢口先生の描いた貴重な画を懐かしそうに眺める大人などが見受けられました。来場者の中には、わざわざ会場周辺のごみ拾いを自発的に行い、拾い箱で分別しながらごみを捨ててくれる家族連れなどもいたことから、少しずつ、あきたの海ゼロを目指す活動が県民に根付いてきていることが実感できました。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/