一つ星シェフと養老町のご当地グルメ開発!? YOROラボ(ヨロラボ)プロジェクト始動!

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岐阜県養老町は、養老公園を拠点として観光消費拡大に向けた実証実験に取り組む「YOROラボ」プロジェクトをローンチしました。

 岐阜県の南西部に位置する養老町には、日本の滝百選に選ばれている“養老の滝”、自然とアートが融合した“養老天命反転地”のほか、レトロスポットとして再注目の遊園地“養老ランド”、今年リニューアルオープンした大型キャンプ場など、バラエティに富んだ魅力を持つ養老公園があり、年間100万人以上の観光客が訪れています。

養老町は、そのような魅力豊かな公園を中心として「地域資源に付加価値創出」をテーマに観光活性に取り組んできましたが、今般それらの取り組みを更に発展させ、更なる観光客数の増加を目的としたプロジェクトを立ち上げました。
 本プロジェクトは、養老公園を拠点に「観光消費拡大に向けた実証実験を行う」という意味を込め、通称名を「YOROラボ(ヨロラボ)」プロジェクトと称し、食と絶景を切り口とした“感動体験の創出”をキーワードに、テーマ毎の各種事業を展開することで、新規観光客の獲得と観光滞在時間の延長、そして観光消費額の拡大を目指していきます。

YOROラボプロジェクトとは・・・
 養老公園を中心とした養老町を「実験室=Labo」とみなし、観光入込客数の増加に向けて様々なテーマに基づき、実証実験に取り組むプロジェクト
≪プロジェクト ロゴ※≫ 

※「養老山脈」と「養老の滝」をモチーフに制作

≪テーマ≫
①  ご当地グルメ・特産品の開発
②   ワーケーション商品・体験型プログラムの開発
③   駅と公園を核とした回遊性向上施策の検討
④ メディアと連携した情報発信

テーマの具体的な取り組み内容は下記の通りです。

①   ご当地グルメ・特産品の開発
〇養老町ご当地グルメの開発
 養老町には、人気焼き肉店が並ぶ「焼肉街道」等、食を目当てに当地を訪れる観光客が多いが、ご当地グルメと呼ばれるものがありませんでした。そこで、食のクリエイティブカンパニー「シズる株式会社(以下、シズる)」に協力を仰ぎ、養老町のご当地グルメ開発を行うこととなりました。シズるが町の強みを活かしたグルメを考案し、町内事業者向けにレシピを共有、そして共有レシピをもとに町内事業者がそれぞれアレンジを行い、町一体となって売り出す仕組みを検討しています。
シズるは養老町を既に視察済みであり、現在レシピを鋭意考案中です。

(写真左より)養老町産業建設部 商業観光課長 竹中修 シズる株式会社 鳥羽周作(写真左より)養老町産業建設部 商業観光課長 竹中修 シズる株式会社 鳥羽周作

養老の滝養老の滝

 

「シズる株式会社」について

 一つ星レストランsioのオーナーシェフ鳥羽周作が率いる、食のワンストップクリエイティブチーム。クリエイティブパートナーに「株式会社博報堂ケトル」を迎え、レシピ開発や店舗開発、販売戦略の立案からパッケージデザインやPRまで、臨機応変にソリューションの形を変え、ワンストップでおいしいを届けています。
会社名:シズる株式会社 / sizuru Inc.
代表者:代表取締役社長 CEO兼CSO 鳥羽周作
所在地:〒151-0064 東京都渋谷区上原1-35-3(sio)
URL :https://sizuru.co.jp/

〇東海エリアの女子大生との特産品の開発
 養老町は2015年より地域の特産品を「養老町特産ブランド」として認証し、販売拡大に向けた取り組みを展開してきましたが、それらを加速化させるべく、東海エリアの大学と連携し、新たな特産品開発を目的とした「新商品共創ワークショップ」をスタートさせました。

 ワークショップでは、養老町内の洋菓子店「パティスリー暦」と「岐阜市立女子短期大学」、和菓子店「松野屋」と「椙山女学園大学」がそれぞれチームとなり、パティスリー暦チームは9月9日に、松野屋チームは9月15日に、養老公園の現地視察や同町のテレワーク施設「YOROffice(ヨロフィス)」にて第1回のワークショップを実施しました。それぞれのチームは、来年3月までの新商品発表を目指し、取り組みを進めていく予定です。

ワークショップの様子ワークショップの様子

視察の様子視察の様子

 

②  ワーケーション商品・体験プログラムの開発
 ワーケーション商品については、今年オープンしたテレワーク施設「YOROffice(ヨロフィス)」や公園内のキャンプ場「RECAMP養老」と連携し、養老町の強みを活かした商品開発に挑戦します。また、体験プログラムとしては、養老公園の眺望を活かしたフォトスポットの発掘や星空観賞会、青空ヨガ、工作ワークショップ等を計画しています。

③   駅と公園を核とした回遊性向上施策の検討
 2019年の観光客数に対する養老駅利用率は4%であり、利便性などの問題から自動車の利用が多くを占めています。イベント開催時には駐車場が満車となり、近隣で渋滞が発生するなどの課題を有しています。それらの課題解決のためには養老駅の利用率向上、公園エリアの回遊性向上が重要であり、駅舎周辺及び公園内事業者等と連携して、周辺地域で利用できる様々な移動手段の導入を検討して参ります。

 ④   メディアと連携した情報発信
 「YOROラボ」の各取り組みの町内外への認知度向上に向けて、メディア、インフルエンサー等と連携しつつ、効果的な情報発信を行って参ります。

 今後は、「YOROラボ」の取組を体感できるイベントを順次実施予定です。ぜひ今後のプロジェクト動向にご注目下さい。

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