- 【日 時】2022年10月23日(日)13:00~16:00(予定)
- 【場 所】Zoomによるオンライン開催、全国どこからでもインターネットで参加可能
不妊治療患者をはじめ不妊・不育で悩む人をサポートするセルフサポートグループ「NPO法人Fine(ファイン)」は、2022年10月23日(日)にZoomによるオンラインにて、妊活に関するイベント『Fine祭り2022 知りたい!妊活のリアル』を開催します。
近年の晩婚化・晩産化に伴い、不妊治療を受ける夫婦が増加しており、実際に検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)カップルは、4.4組に1組(※1)といわれています。体外受精などの高度生殖補助医療(ART)により誕生した赤ちゃんも年々増えており、2020年には全国の出生児の約14人に1人(※2)に達しております。
今年の4月から人工授精や体外受精・顕微授精が保険適用となり、不妊を取り巻く環境が大きく変化しました。また、妊娠後に流産や死産を繰り返す不育症に関しても、国や自治体の支援もあり、広く認知されるようになってきました。今や不妊症や不育症は少数の人の特殊な問題ではなく、社会課題の一つと考えられるようになっています。このような現状がある一方、不妊症や不育症治療は、当事者になるまでは自分事として意識しないことが多く、正しい情報や知識が提供されていない現状があります。
そのため、当事者になると相談先が分からず、話しづらいため、悩みを抱え込んでしまい孤独になりがちです。
『Fine祭り2022』は、そんな孤独感を抱えがちな人に「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」と元気や勇気を届けることを目的に実施いたします。また、不妊症および不育症治療について広く社会に啓発できるよう、当事者による体験談発表はどなたでもご視聴いただけます。
(※1)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf
(※2)日本産科婦人科学会『2020年体外受精・胚移植等の臨床実施成績』
https://www.jsog.or.jp/activity/art/2020data_202208.pdf
- 『Fine祭り2022 知りたい!妊活のリアル』実施概要
【日 時】2022年10月23日(日)13:00~16:00(予定)
【場 所】Zoomによるオンライン開催、全国どこからでもインターネットで参加が可能です
【参加費】
●正会員・賛助会員・PASサポーター・Fine祭り協賛 無料(2名まで)※要事前申込
●Fineエール会員・一般 1,000円(1名)/2名で参加の場合は2名で1,000円 ※事前振込
★無料キャンペーン★
Fine公式Twitterを新規フォローしてくださった方、Fineの公式LINE「Fineこころのサポート」@登録キャンペーンのクーポンコードをお持ちの方は、参加費が無料になります。
詳しくはウェブサイトをご参照ください。
【申し込み】
下記『Fine祭り2022』ウェブサイトよりお申し込みください。
https://j-fine.jp/matsuri/2022/matsuri.html
※ご参加には事前のお申し込みが必要です。開催が近づきましたら、受付番号とZoomのアクセスURLをご連絡いたします。
- 【プログラム】(予定)
時間 | 内容 |
12:00 | zoom入室開始 |
12:30 | 妊活ヨガセラピストによるミニ妊活ヨガ ※どなたでも参加可能 |
13:00 | 開会の挨拶、Fineの活動紹介、不妊スペシャリスト紹介
●不妊当事者による体験談発表(2名) ※どなたでも参加可能 |
14:10 | ●おしゃべり会 ※事前予約制(先着順)、不妊当事者のみ 「体外受精&顕微授精」「男性のみ」などのテーマ別にグループに分かれて、自由におしゃべりします。 ●不妊スペシャリスト相談 ※事前予約制(先着順)、不妊当事者のみ 日本生殖看護学会様、日本臨床エンブリオロジスト学会様のご協力で実施します。 |
16:00 | 閉会の挨拶 |
※プログラムは予告なしに変更する場合があります。
※取材をご希望の方は、事前に広報窓口 finekouhou@j-fine.jp までご連絡ください。参加者のプライバシー保護のため、取材は「体験談発表」までとさせていただきます。
- 『Fine祭り2022 知りたい!妊活のリアル』プログラムのポイント
●1.生の声が聞ける「妊活・不妊当事者による体験談発表」
※どなたでも参加可能
当事者のリアルな悩みや不安、自身の気持ちとの向き合い方、夫婦のコミュニケーションの取り方、不妊治療と仕事の両立の悩みなど、生の声が聞ける貴重な機会です。
例年参加者の皆さんから「共感することがたくさんあって、涙が出ました」「男性目線のお話を聞くことができてよかった」 「自分を肯定することができました」 「『子どものいない人生が考えられない』という不安は私だけではなかったのだと思えました」など、多くの声が寄せられています。
また、“妊活は夫婦で取り組むもの”という意識が広まりつつあり、カップルでの参加も年々増加しています。
●2.当事者同士の交流ができる「おしゃべり会」
※不妊当事者限定(事前予約制)
不妊治療を続ける中で、なかなか子どもを授かれない、治療のやめどき、不育症、二人目不妊、男性不妊、仕事との両立などの悩みや不安や葛藤は、周囲に理解されにくいものです。また、3年にわたるコロナ禍で人との交流が減り、不妊当事者の孤立感や悩みは増加しています。おしゃべり会では、同じ悩みを持つ当事者同士の「仲間づくり」「交流」「情報交換」を目的に、当事者同士の会話による共感の場を提供します。
おしゃべり会の参加者からは「オンラインのため、気軽に全国の方と話せるのがすごい」「初めて当事者の方と交流ができてすごく嬉しかったし、癒され、楽しかったです」などの声が寄せられています。
●3.不妊スペシャリスト相談
※不妊当事者限定(事前予約制)
不妊症看護認定看護師さん、認定臨床エンブリオロジスト(胚培養士)さんが個別相談に応じます。
病院では時間を取って聞けないこと、検査や治療について、医師やクリニックとのコミュニケーションの取り方、日頃抱えている治療の悩みや心配ごと、疑問点など、どんなことでも気軽に相談できます。毎年、すぐ予約が埋まるほど大好評です。
相談者の方からは、「看護師の方に『がんばってますね』と声をかけていただいたのが、涙が出るほどうれしかったです」などの声が寄せられています。