名 称:備中あんたび
主 催:倉敷市
監修協力:日本あんこ協会
開催期間:2022年10月1日(土)~2022年12月4日(日)
会 場:岡山県備中エリア(和菓子店、洋菓子店、甘味処、パン店など計27店)
【備中あんたびとは】
「備中あんたび」とは、日本の三大小豆産地のひとつである岡山県の備中地域において、27種のあんこスイーツを巡るタンプラリーイベントです。倉敷市主催のもと、高梁川流域圏の7市2町(新見市・高梁市・総社市・早島町・倉敷市・矢掛町・井原市・浅口市・笠岡市)が連携し、私ども日本あんこ協会が監修協力する形で開催致します。
【なぜ備中なのか】
備中は北海道、丹波とともに、日本の三大小豆産地として、我が国のあんこ文化の発展に多大なる貢献をしてきました。その歴史は古く、現在確認されているもので、備中小豆の名がはじめて登場する最古の文献は、あの「延喜式」です。延喜式と言えば、平安時代に20年以上をかけて編纂された全50巻におよぶ古代法典であり、我が国の歴史を語る上で、決して外すことのできない最重要資料と言っても過言ではありません。これほど昔から長きに渡り、小豆の名産地として、日本のあんこ文化を育んできた備中です。もはや備中をあんこの母なる大地と言わず、何と称することができるでしょうか。
日本あんこ協会のビジョンのひとつに、「あんこを通じた地域振興」がございます。母なる大地である備中地方を差し置いて、あんこによる地域振興ができるとは到底考えられません。備中小豆のさらなる発展こそが、我が国のあんこを通じた地域振興に繋がり、その先にこそ、弊協会のビジョン「あんこを通じた世界平和」の実現があると堅く信じております。
【なぜ27種なのか】
ここ数年、時代はあんこブームと言われています。全国の百貨店や商業施設でも、あんこに関する催事が初開催となることが多く、あんこへの社会的需要が高まっていると言えます。私ども日本あんこ協会の目的は、創設以来あんこの普及振興にあり、確かにその点においては、目的を達成しつつあります。しかしながら、あんこを一過性のブームに留めることは、真のあんこ普及振興ではないと考えます。ましてや「あんこを通じて世界平和」という協会理念の達成には遠く及びません。26(ブーム)ではダメなのです。ブームのその先に行かなければなりません。ご存じの通り、27という数字は、26(ブーム)の次です。我々は現在のあんこブームを過去のものとし、その次の未来を目指さなければなりません。真のあんこ普及振興をやり遂げなければならないのです。その堅い決意表明の象徴として、この度、27種のあんこスイーツの結集に至った次第であります。
【なぜ10月スタートなのか】
ご存じの通り、10月以降、世の中は秋の行楽シーズンを迎えます。備中あんたびは、備中地域に住む方々だけでなく、全国からの観光誘客も狙いとしております。当イベントはスタンプラリーですので、新型コロナ感染症予防対策として三密を避けながら、参加者は自分のペースでじっくりと備中地域を周ることができます。また、11月には小豆の収穫が始まります。つまりこの時期、運が良ければ、参加者はイベントの道中に小豆の収穫の様子を見ることができるのです。日本の三大小豆産地の備中で、ご当地あんこスイーツを食べながら、小豆の収穫を見られる体験は、全国のあんこファンにとって、きっと生涯の素晴らしい思い出になると信じて疑いません。
【備中あんバサダーとは何か】
「備中あんバサダー」とは、あんこにまつわる基礎知識はもちろん、特に備中に特化したあんこ事情に精通した人物であることを認める称号です。弊協会から認定条件を満たしたあんこファンに対して授与される称号で、その証として、備中あんバサダー認定証が贈られます。認定条件は、この度の27の対象店舗すべてであんこスイーツを購入し完食することです。当スタンプラリーでは、あんこファンは食したあんこスイーツ毎に、「備中あんたび QankoA」というオリジナルあんこカードを手にすることができます。(※各店先着200名)カードには、あんこに関する基礎知識や備中に特化したあんこ事情を問う問題が書かれており、Q&A形式で学習することができます。カードはもちろん全部で27種です。つまり、27の対象店舗すべてをまわり、あんこスイーツを食べ切ったあんこファンは、それだけで備中に関するあんこマスターとなれるのです。
【倉敷市イベント公式ページ】
当イベント詳細や参加方法については、倉敷市の公式ページからご確認いただけます。
https://www.kurashiki-tabi.jp/season/32984/
【日本あんこ協会とは】
名称 : 日本あんこ協会
ミッション: あんこを通じて世界平和を実現します。
事務局 : 東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)
WEB : https://anko.love/
日本あんこ協会は、あんこを通じて世界平和を実現します。人は自分自身に向けられた無条件かつ無限の愛を感じることができた時、何にでも挑戦でき、どこにでも行ける餡心を得ることができます。人には、生みの親、育ての親、両親や家族、おじいちゃん、おばあちゃんなど、それぞれに愛をもって育まれ、今なお応援してくれる存在が必ずいるものです。そして同時に挑戦する人々にとって、そのような応援者は「餡心して帰ることの出来る場所」そのものでもあります。日本あんこ協会は、このような存在の象徴としてあんこを掲げ、あんこを通して、皆が餡心できる社会の実現を目指します。これから何が起こるかわからない人生においても、いつでも人々が餡心していられることで笑顔が生まれ、きっと大丈夫だと思えることで未来に希望がもてます。世界中の人たちがそんな気持ちでいられる状態こそ、世界平和そのものだと私たちは考えます。
【会長にしいあんこについて】
2018年10月に日本あんこ協会を設立、会長に就任。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、TBSテレビ「Nスタ」、「マツコの知らない世界」、関西テレビ「報道ランナー」、「土曜はナニする!?」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、NHK Eテレ子ども向け番組「シャキーン!」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」、NHK FM「トーキングウィズ松尾堂」、J-WAVE STEPONEなど。また阪急うめだ本店「時をかける『あん』」、日本橋三越「あんこ博覧会」、ららぽーと「I LOVE あんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」など催事やイベントへの監修協力多数。講師として山梨県産業技術センター、よみうりカルチャーなど。