将棋日本シリーズ二回戦第三局は、四国で3年ぶりの公開対局 豊島将之 JT杯覇者 対 稲葉 陽 八段 9月17日(土)サンメッセ香川 大展示場(香川県高松市)    

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「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下JT杯)は、二回戦第三局。豊島将之JT杯覇者と一回戦で山崎隆之八段を破った稲葉陽八段の戦い。会場はサンメッセ香川。事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。対局の模様は15時10分からABEMAで生中継される。
二回戦第三局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi-live/slots/DxNNKicoDoe1g3

                      豊島将之JT杯覇者 
 

                        稲葉 陽 八段 

■対局の見どころ
両者の対戦は、豊島JT杯覇者の11勝9敗。最近10局では5勝5敗のイーブンとなっている。
その10局の戦型は、角換わり腰掛け銀が3局、横歩取りが2局、後手雁木が2局、角換わり早繰り銀が2局、相掛かりが1局といずれも相居飛車の戦いとなっている。今回も当然この中からの選択ということになるだろう。奇しくも両者ともNHK杯将棋トーナメント、銀河戦での優勝実績がある。すなわち時間の短い棋戦に強いという証しだが、この「JT杯」での対戦は今回が初めてとなる。年齢も2歳差と近く、同じ関西所属で、お互い手のうちもわかっている者同士の対戦。展開としては、豊島JT杯覇者が序盤から仕掛けて先攻を目指し、それに対し稲葉八段がどう対応していくのかということになりそうだが、最近の二人の対戦を見ると手数が長い。激戦そして大熱戦になることが予想される注目の一戦である。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

大盤解説の野月浩貴八段は、居飛車党で著書も多い。海外での将棋の普及活動や対局のインターネット中継について尽力していることは有名である。ベテランの域に入ってきたが、明るく若々しい持ち前の野月流トークで会場を沸かせる。

(写真)左から解説/野月浩貴 八段 聞き手/室田伊緒 女流二段 読み上げ/藤井奈々 女流初段

■四国大会表彰式では香川県の名産品を贈呈
今年で20回目を迎える「令和4年度かがわ県産品コンクール」入選産品(食品、菓子・スイーツ、一般、オリーブの4部門)の中から優秀産品に選ばれたものが、香川県より対局棋士および、出演の棋士・女流棋士に贈られる。

■「JTプロ公式戦」トーナメント表

※タイトル・段位は2022年9月16日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。
※藤井竜王は竜王・王位・叡王・王将・棋聖、渡辺名人は名人・棋王のタイトル保持者です。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間はイベント運営の都合により変更となる場合があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットから
ご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

■大会協賛趣旨(JTグループ)
「将棋日本シリーズ」は、今年で43回目の「JTプロ公式戦」と、21回目の「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。「ひとのときを、想う。JT」は、日本の伝統文化である将棋を通じて、一人ひとりに新しい体験をお届けし、将棋を愛するすべての人の心が豊かになるようにとの思いから、大会を応援しています。

■大会名義
主  催/公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後  援/文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協  賛/JT、テーブルマーク

■大会公式ホームページ
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

お問合せ
「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟㈱I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

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