順天堂大学病院の看護師長が語る「看護の心」とは――書籍『ただ寄り添うだけで』(朝日出版社)本日発売

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朝日出版社は2022年9⽉13⽇(火)に『ただ寄り添うだけで』(著者:岡美穂)を全国の書店で発売いたしました。

 

何のために看護師になるのか? 本書はその道筋を照らす光となる!( 順天堂大学学長 新井 一)

どれだけ医療が進んでも、病になる怖れは誰にでもあります。
病になった人の治る力をできるだけ引き出し、病という難局を一つずつ解消していくのが医師であり、看護師です。
看護師である著者が、患者に対して、最良の対応をしていく知恵をどのように獲得していったのか?
著者自身の看護体験を基に、看護の心をわかりやすくひも解いた一冊です。
看護を目指す人だけでなく、看護の心を活かして生きたい人々へのヒントとなる心のメッセージは、多くの人の助けになることでしょう。
 

  • 著者紹介

岡 美穂
1996年順天堂医療短期大学看護学科卒業、同年順天堂医院入職(混合病棟)。2004年順天堂高等高齢者医療センターへ異動(内科病棟)。2005年主任、2007年師長(内科病棟)。2011年順天堂医院へ異動。内科病棟、混合病棟を経て現在外科系の女性病棟勤務。

  • 目次

第1章
看護師になる
看護師を目指して
学生・新人時代の学び
看護師になるには
失敗から学ぶ大切さ

第2章
「看護」の仕事とは
その人らしく生活できるように
看護師がみるのは患者さんの「全体」
患者さんの治す力を後押しする
不安や恐怖を和らげる
病気や障害をどう受容してもらうか
ご家族とともに患者さんを支える
患者さんの気持ちに向き合う
専門職としての誇り
看護のスペシャリスト「認定看護師」「専門看護師」「特定看護師」とは
看護師が活躍できる場所はたくさんある

第3章
患者さんに寄り添う
気づく力
チーム看護は情報共有から
患者さんの意思決定を支える
“医療者の正義”と“患者さんの正義”が異なるとき
患者さんの思いを知る
痛みを理解する
失敗の経験を次の患者さんに生かす
信頼関係は第一印象から始まる
言葉かけを工夫する
個別性とニーズをいち早くつかむ
困った患者さんとの付き合い方

第4章
「看護」のよろこび
看護師になってよかった
未来に向けて同じ絵を描く
終末期も「その人らしく」
つらい時の乗り越え方
コロナ禍で再認識した「自覚とプライド」
看護の学びとよろこび看護師になってよかった

  • 書誌情報

著者:岡 美穂
発売:朝日出版社
発売日:2022年9月13日
定価:1,760円(税込)
判型・頁数:B6判変型・132頁
【書誌詳細】https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255013091/
 

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