六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、寄生植物のギンリョウソウモドキが7年ぶりに開花しました。
ギンリョウソウモドキは、葉緑素を持たず菌類に依存して栄養分を得ている腐生植物です。6月に開花するギンリョウソウに似ていることからこの名があります。花の時期以外は地上部がなく、条件がそろわなければ出てこないため、その姿を見ることは稀です。当植物園では2015年に開花を確認して以来、7年ぶりの開花となりました。
■ギンリョウソウモドキ(ツツジ科)
東アジア・北アメリカの温帯に広く分布し、日本では北海道~九州で見られます。林内のやや暗いところに生え、高さは10cm~30cm。菌類(菌根菌)から栄養分を得る従属栄養の多年草で葉緑素を持たず、全体が白色でやや赤みを帯びます。秋に開花することから別名をアキノギンリョウソウと言います。当園のギンリョウソウモドキは、あと1週間程度お楽しみいただける見込みです。
■六甲ケーブルの運行再開について
六甲ケーブルは、車両故障のため本年7月22日(金)16時40分から運行を休止しておりましたが、本日(9月8日)の始発より運行を再開いたしました。
◆営業概要
【入園料】大人(中学生以上)700円 / 小人(4歳~小学生)350円
【開園期間】~11月23日(水・祝) ※期間中無休
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【駐車料金】平日:500円、土日祝:1,000円
※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/7eda2857a50a7f6a767deb6ec34b4973345362c2.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1