アリゾナ州ツーソン(2022年8月26日)―レイセオン・テクノロジーズ (NYSE: RTX) の一事業部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンス(RMD)は、この度、適応性の高い中距離防空ソリューションでるNASAMS™(National Advanced Surface-to-Air Missile System)に関する1億8200万ドルの契約を締結しました。このシステムは、高度な航空脅威に対する防衛の必要性に応えるため、ウクライナに提供される予定です。
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの地上戦・防空部門の社長であるトム・ラリバティは次のように述べています。「レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスと当社のパートナーは、ウクライナの人々が自国を守るサポートをするべく、極めて重要で実績あるこの防空能力を迅速に提供できるよう取り組んでいます。ウクライナは、巡航ミサイル、戦闘機、そして無人機など多くの脅威を撃退するためにNASAMSを配備する10数カ国の国々の仲間入りをすることになります」
RMDとノルウェーのコングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース(Kongsberg Defence & Aerospace)が共同で開発・製造したNASAMSは、「センチネル」レーダー、先進中距離空対空ミサイル、そしてKDAのFire Distribution Centerで構成されています。NASAMSは、現在および将来の敵機、無人機、そして新しく開発される巡航ミサイルの脅威を特定、交戦、破壊する能力を最大限に高めることができる最新鋭の防衛システムを提供します。
※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが 2022年8月26日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
レイセオン・テクノロジーズについて
レイセオン・テクノロジーズ・コーポレーションは、航空宇宙・防衛に携わる企業です。先進のシステムとサービスを世界中の民間、軍、政府といったお客様にご提供いたします。業界をリードする4つの事業部門 ー コリンズ・エアロスペース、プラット&ウィットニー、レイセオン・インテリジェンス&スペース、レイセオン・ミサイルズ&ディフェンス ー で成り立つ当社は、アビオニクス、サイバーセキュリティ、指向性エネルギー、電気推進、極超音速、量子物理学といった分野における限界を突破するソリューションをお届けします。2020年にレイセオン・カンパニーとユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーションの航空宇宙事業の統合により誕生し、本社はバージニア州アーリントンにあります。