「漆喰ぬってはがせるシート」は、原状回復が必要な壁にも漆喰が塗れるよう開発された内装下地シートです。漆喰は剥がすことができない壁素材のため、これまで賃貸物件（住宅・店舗・オフィス等）では、退去する際の壁の原状回復が難しいという理由から、漆喰壁にしたいというご要望にお応えできておりませんでした。
そこで弊社では、そのようなご要望にもお応えしたい、より多くのお住まい漆喰をご採用いただき、漆喰の魅力を知っていただきたいという思いから、２年間の研究開発期間を経て「漆喰ぬってはがせるシート」を開発いたしました。
■施工も原状回復も簡単に！
ほとんどの室内壁は、壁紙や漆喰の下にせっこうボードがあります。賃貸物件の壁を原状回復するには、一度せっこうボードの状態に戻すことが多いため、漆喰をシートごと簡単に剥がせるようにし、施工の際も面倒な糊付け作業や下塗り作業を省けるようにしました。漆喰を塗っても重さで剥がれず、剥がしたい時には簡単に剥がせるこの矛盾を実現させるため、粘着剤やシートの材質を追求し、研究を重ねました。
■３つの特長
１）貼ってすぐに漆喰を塗っても剥がれない！
シールタイプの粘着剤と、吸水による寸法変化を抑制した特殊シートにより、貼ってすぐ漆喰を塗っても剥がれません。またシートの粘着力はその後も持続します。
２）剥がしたい時に剥がせる！
接着力が強くなりすぎない粘着剤と、破れにくい特殊シートにより、時間が経過しても簡単に剥がすことができます。詳細は下記試験結果をご覧ください。
３）弊社漆喰製品との組み合わせで不燃材料認定
弊社製品である適用仕上げ材「漆喰くるむ内」一部カラー、または「漆喰くるむトラッド」白色と組み合わせて使用することで、不燃材料認定の対象となります。（不燃材料認定番号：NMー5418）
漆喰くるむ内・漆喰くるむトラッド
■漆喰ぬってはがせるシート 商品仕様
品名：漆喰ぬってはがせるシート
販売価格：オープン
製品サイズ（１ロール）：幅500mm×長さ25m
重量（１ロール）：3kg
適用部位：内壁（天井は適用外）
適用下地：新品せっこうボード、壁紙の裏紙が残った状態のせっこうボード、パテ処理がされたせっこうボード
ご注意）以下の下地は施工できません。
壁紙、コンクリート壁、塗装下地、古壁下地、木下地（木下地は全面の場合。一部に混在する場合はシート貼り 付け後にタッカーを打ち付けて対応可能）。壁紙の上には施工できませんのでご注意ください。
■漆喰とは？
漆喰とは、消石灰（水酸化カルシウム）を主原料とした、コテで塗る塗り壁材のこと。石灰石は元はサンゴ礁で、このサンゴ礁が地殻変動によって隆起し、陸地になったものが石灰鉱脈です。そこから石灰石が採掘され、焼成・消化を経て生まれたのが消石灰です。弊社のある栃木県佐野市は全国有数の石灰石原産地であり、その鉱山からいただいた天然資源をもとに、漆喰を製造しております。
漆喰壁は、空気中の二酸化炭素を長い年月をかけて吸収し続け、最終的に石灰石に戻っていきます。この「消石灰の呼吸」がお部屋を快適にしてくれる大きな理由です。
■漆喰の機能
漆喰くる内を使用した施工イメージ
1. 防カビ性：カビの繁殖を防ぐ。
2. 消臭力：タバコの臭いなど気になる臭いを消す。
3. 調湿性：湿度を調節し結露を抑える。
4. 抗菌性：強アルカリ性で細菌やウイルスの増殖を防ぐ。
5. 明光性：光に対する高い反射率で部屋を明るくする。
6. 安心素材：ホルムアルデヒドを吸着・再放出しない。
7. 不燃性：不燃材料に認定されており、燃えません。
漆喰ぬってはがせるシートの詳細情報につきましては、
弊社コーポレートサイト 商品情報ページ（https://www.plastesia.com/product/2224/）よりご覧ください。
また、漆喰ぬってはがせるシートは法人様向けの製品となっております。
当製品のご購入をご希望の方は、弊社販売窓口（電話：0283-62-6511）へお電話ください。
■会社概要
漆喰をつくり続けて93年。
”塗り壁専心”創業100年に向けて、
より魅力的な塗り壁材料を提供してまいります。
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日本プラスター株式会社
創業：1929年2月6日
代表取締役：奥山浩司
所在地：栃木県佐野市多田町188-2
従業員：54名
コーポレートサイト：https://www.plastesia.com/
