第44回「サントリー地域文化賞」決定

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公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、第44回「サントリー地域文化賞」を下記の5団体に贈呈することを決定しました。
本賞は、地域文化の発展に貢献した団体・個人を顕彰するもので、原則として毎年5件を顕彰しています。受賞者には正賞として楯、副賞として300万円を贈呈します。
1979年の本賞創設以来、本年度の受賞者を加えると235件を顕彰、受賞者は全都道府県にわたっています。
なお、贈呈式は10月14日(金)に大阪で行う予定です。

◎受賞者は次の通りです。
北海道函館市  「函館市民映画館シネマアイリス」
映画製作を通して地元函館の日常に光をあて、市民とともに歩むミニシアター
代表 函館市民映画館シネマアイリス代表 菅原 和博(すがわら かずひろ)氏

福島県会津若松市  「はるなか」
「桜の名所、漆の里“会津”」を目指して、地域住民が力を合わせる里山づくり
代表 認定NPO法人はるなか理事長 佐藤 光信(さとう みつのぶ)氏

東京都武蔵野市  「生態工房」
各地の「かいぼり」を支援し、地域住民による豊かな水辺再生を先導
代表 認定NPO法人生態工房理事長 片岡 友美(かたおか ともみ)氏

富山県高岡市  「弥栄節(やがえぶし)保存会」
高岡鋳物の文化を伝える民謡を、時代に合わせてアレンジしながら継承
代表 弥栄節(やがえぶし)保存会会長 藤田 益一(ふじた ますかず)氏

香川県丸亀市  「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」
子どものためのアート教育に注力し、地域住民に親しまれる文化芸術創造拠点
代表 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館館長 長原 孝弘(ながはら たかひろ)氏

◎選評・受賞者活動概要については、下記URLよりご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/news/article/14221-2.html

◎選考経過
本賞は、日本全国の音楽、演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流、コミュニティ活動などを対象とし、選考にあたっては、地域の意見・評価を十分尊重するため、全国各地の新聞社ならびにNHKから推薦をいただいています。推薦いただいた候補について、書面審査のあと現地調査を行い、活動実績、その独自性、地域の文化向上に与えた影響、継続性および将来への発展性などの選考基準に照らした慎重な選考により、受賞者を決定しました。

◎選考委員
飯尾  潤氏  (政策研究大学院大学教授)
梯   久美子氏(ノンフィクション作家)
佐々木 幹郎氏 (詩人)
田中  優子氏 (法政大学名誉教授)
藤森  照信氏 (東京大学名誉教授)
御厨  貴氏  (東京大学名誉教授)

◎「公益財団法人サントリー文化財団」について
当財団は、サントリーの創業80周年を記念して、1979年2月に大阪で設立されました。その目的は、国際化、情報化の時代に応えて、それを支える学術研究の育成、文化活動の振興ならびに国際理解の促進に寄与することにあります。
ホームページ https://www.suntory.co.jp/sfnd/

以上

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