【プロジェクトメンバー】
・株式会社メンタルヘルステクノロジーズ 代表取締役社長 刀禰真之介
・東京大学 名誉教授 小川正人
・琉球大学 教育学部教授 西本裕輝
・NPO法人「共育の杜」 理事長 藤川伸治
- 「教職員のメンタルヘルスプロジェクト」発足の背景
昨今の時代の変化に伴い、教職員を取り巻く環境や課題も変化しているにも関わらず、”教職員の働き方改革”はなかなか進んでいないばかりか、教職員のなり手不足という深刻な事態に立ち至っています。心の病で病気休職(一か月以上)した教職員は2007年度から5,000人前後と改善の兆しは見えません。すでに民間企業等で確立している効果的なメンタルヘルス対策を実施している教育委員会は全国で数例しかありません。教職員のメンタルヘルスの悪化は当事者のみに限らず、子どもにも悪影響を及ぼすという調査結果もあり、対策は急務です。私たちは、教職員のメンタルヘルスを守るための具体的且つ効果的な施策を講じることの重要性を発信し、社会的な理解を得ることで、教職員にとって"働きやすい職場環境”の創出や、健全な学校運営の実現により、教職の魅力をさらに高め、子どもたちにとってより良い教育環境の提供をめざします。
- 「教職員のメンタルヘルスプロジェクト」のミッション
①教職員のメンタルヘルスケアの重要性を普及させることで新しい価値観を形成
教職員にとって”働きやすい環境”をつくることが、健全な学校運営や子どものためになるということへの社会的な理解の促進。
②教職員の心身の健康を守る具体的な施策立案と実行
休職率が高い県の要因調査と、調査結果に伴う具体的なメンタルヘルス対策の立案と実行、効果実証。
③メンタルヘルスに対するリテラシーの向上
メンタルヘルスケアの4つの手法である「4つのケア」を推奨し、学校現場でのメンタルヘルスに対するリテラシーの向上を促す。
- シンポジウム「沖縄からウェルビーイングな風を全国に ~教職の魅力向上~」11月5日開催
「学校における効果的なメンタルヘルス対策の具体的な提案」をテーマとしたシンポジウムを那覇市八汐壮にて、2022年11月5日に開催します。日本の大手IT企業で取り組まれている効果的なメンタルヘルス対策をもとに教育学者、産業医によるパネルディスカッションを通じて、精神疾患による病気休職者を減らすポイントを明らかにします。
【詳細】
テーマ:学校における効果的なメンタルヘルス対策の具体的な提案
日時:2022年11月5日(土)
場所:沖縄県那覇市「八汐荘」、及びオンライン配信
登壇者:
・基調講演
東京大学 名誉教授 小川正人
・パネルディスカッション
産業医 三宅琢 医師
メンタルヘルス対策に注力する大手IT企業
琉球大学教育学部教授 西本 裕輝
(なお、ファシリテーター等について調整中)
主催:教職員のメンタルヘルスプロジェクト
NPO法人「共育の杜」
協力:株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
- 「教職員のメンタルヘルスプロジェクト」に関する問い合わせ窓口
TEL:03‐6277‐8590
Mail:info@kyouikukaikaku-2020.com
- メンタルヘルステクノロジーズについて
『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケア体制の構築によって「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」を実現することを目指す企業です。厚生労働省が唱える4つのメンタルヘルスケアをもとに、企業の健康経営を促進するためのクラウドサービス「ELPIS(エルピス)シリーズ」を展開し、会社を通さずにメールで個人的な健康相談を専門医に相談可能な「ELPIS-ケアーズLite」などを提供しています。
- 会社概要
企業名 :株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
代表 :代表取締役社長 刀禰真之介
設立 :2011年3月
所在地 :東京都港区赤坂3-16-11 東海赤坂ビル4階
HP :https://mh-tec.co.jp/
事業内容:メンタルヘルスソリューション事業 (親会社、子会社)
デジタルマーケティング事業(子会社)
メディカルキャリア⽀援事業(親会社)連結子会社:株式会社Avenir(アヴェニール)