やる気スイッチグループ、あしなが育英会の「ラーニング・サポート・プログラム」への支援を継続

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個別指導塾「スクールIE」とオンライン個別指導のノウハウを活かしたプログラムを提供

「ラーニング・サポート・プログラム」の指導風景。個別指導塾「スクールIE」のノウハウを活用「ラーニング・サポート・プログラム」の指導風景。個別指導塾「スクールIE」のノウハウを活用

総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、代表取締役社長:高橋 直司 以下、やる気スイッチグループ)は、国内外の遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会(東京・千代田区、以下、あしなが育英会)の小中学生遺児学習支援プロジェクト「ラーニング・サポート・プログラム」の運営・研修担当チームに対する支援の継続を決定、同チームへの定期的な研修およびやる気スイッチグループが会員限定で提供している映像授業と学習支援情報を2022年9月から提供すると発表しました。

 

あしなが育英会はこの「ラーニング・サポート・プログラム」を主要事業のひとつとして2020年度のトライアル運用を経て昨年度から本格化させました。2020年度は小中学生の生徒29名と大学生の講師29名、2021年度は生徒63名と講師62名が参加。今年度は高校生が加わり生徒82名・講師74名と、初年度から規模を約3倍に拡大しています。やる気スイッチグループは、あしなが育英会の運営チームに対して、やる気スイッチグループが展開する個別指導塾「スクールIE」とオンライン個別指導のノウハウを活かしたプログラムを2020年度から提供しています。

あしなが育英会は、病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。同会では、遺児家庭・障がい親家庭の子どもたちのキャリア形成において、早期に高等教育以上のキャリアが消えてしまう原因として、ロールモデルの欠如と、認知能力・非認知能力の格差を挙げています。また、同会が遺児家庭に行ったアンケート調査によると、コロナ禍において、全国一斉休校により公教育の継続が難しくなったことで、学習サポートへの不安を訴える家庭が多いことがわかりました。こうした状況への対応策として、同会は2020年秋に同会が支援する小中学生と同会の大学奨学生やインターンを、生徒と講師としてマッチングさせ、オンラインで個別学習指導を行う小中学生遺児学習支援プロジェクト「ラーニング・サポート・プログラム」を立ち上げました。

やる気スイッチグループによる「ラーニング・サポート・プログラム」への支援内容:

2020年度
「ラーニング・サポート・プログラム」のトライアル運用において、一部の小中学生へのオンライン個別指導授業をサポート。小中学生に対してスクールIE独自の個性診断テスト「ETS(やる気アップシステム)」と学力診断テスト「PCS(成績アップシステム)」を行い、その結果にもとづいてフルオーダーメイドテキスト「夢SEED」を作成。生徒と講師(学習サポーター)はスクールIEのオンライン個別指導学習の専用システム(IE-GAIA)を使って個別指導授業を実施。
生徒の学習状況・学習方針・進捗を講師・ご家庭と共有しながら、生徒一人ひとりの個性を活かしてやる気を引き出し、自律的に学習が継続するスクールIEの学習システムが再現できるよう、あしなが育英会のプロジェクトチームとともに取り組みました。

2021年度
一部の生徒・講師へのスクールIE独自の個性診断テスト「ETS(やる気アップシステム)」を実施し、個性に合わせた指導ノウハウを提供。さらに、「ラーニング・サポート・プログラム」の事業化において、運営・研修チームのスキル向上を目的に、スタッフへの定期的な研修を実施しました。

2022年度
「ラーニング・サポート・プログラム」の運営・研修チームのさらなるスキル向上を目的に、やる気スイッチグループが会員限定に提供している映像授業と学習支援情報の提供と、スタッフ及び講師への定期的な研修を実施します。

このプロジェクトで「スクールIE」の研修を受けた運営スタッフのコメント:

・個性診断テストなど、個別指導におけるスクールIE独自のノウハウについて体系的に学ぶことができ、指導者としての基本的な心構えや子どもへのアプローチ方法について学ぶことができました。
・教育現場の第一線にいる方の経験を直接伺うことが勉強になりました。特に学期ごとの児童生徒の実情、定期考査や入学試験の具体的な対策など、時期に沿ったサポート方法について学べた貴重な機会になりました。

このプロジェクトでオンライン個別指導授業を受けている生徒の保護者のコメント:
・家族以外と接する機会が少ない環境で育ったので、人との関わりが得意ではなくずっと消極的でした。プログラムを通して積極的に人とコミュニケーションを取ることや興味も増え、進路についてもリアルに考えるようになりました。
・学習面で頼れる人がいるという安心感が学力維持、更なる向上心に繋がっていると思います。予定を自分で把握し予め準備をするようになりました。
・学習のみならず、心理的サポートにもなっています。毎週同じ講師(学習サポーター)と学習することで、子どもの苦手や傾向を的確に判断し指導していただけて、大きな成果に繋がっています。

また、やる気スイッチグループは現在、あしなが育英会のプロジェクトチームに対して、講師の育成や生徒一人ひとりの学習の進捗管理などを助言し、同プロジェクトの本格的な展開準備をサポートしています。

◇◇◇

株式会社やる気スイッチグループ
やる気スイッチグループは、個別指導塾「スクールIE®」や知能育成(知育)と受験対策の幼児教室「チャイルド・アイズ®」、子ども向け英語・英会話スクール「WinBe®(ウィンビー)」、英語で預かる学童教室「Kids Duo®(キッズデュオ)」、幼児・小学生向けスポーツ教室「忍者ナイン®」、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル(KDI: Kids Duo International®)」「アイキッズスター(i Kids Star®)」の7つのスクールブランドを展開する総合教育サービス会社として、現在国内外で2,000以上の教室を展開し、12万人以上の子どもたちの学びをサポートしています。2020年には「プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™」「英語みらいラボ能見台」「思考力ラボ」といった新しい学びのサービスを立ち上げました。
やる気スイッチグループは、一人ひとりが持つ”宝石”を見つけ、その無限の可能性を引き出すことで、世界中の子どもたちの夢と人生を応援します。公式サイトURL:https://www.yarukiswitch.jp/ 
やる気スイッチグループは、私たちと共に子どもたちの学びを支援していくフランチャイズオーナーを募集しています。フランチャイズオーナー募集サイトURL: https://www.yarukiswitch.jp/fc/ 
 
家族以外と接する機会が少ない環境で育ったので、人との関わりが得意では無くずっと消極的でした。プログラムを通して積極的に人とコミュニケーションを取ることや興味も増え、進路についてもリアルに考える様になりました。
学習面で頼れる人がいると言う安心感が学力維持、更なる向上心に繋がっていると思います。予定を自分で把握し予め準備をするようになりました。
学習のみならず、心理的サポートにもなっています。毎週同じサポーター(講師)と学習することで、子どもの苦手や傾向を的確に判断指導していただけて、大きな成果に繋がっています。

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