日本人バンブー建築士誕生!インドネシア・ロンボク島で大型バンブーレストラン「Milky Wave」グランドオープン間近

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インドネシア国の第二のバリ島と呼ばれる島がある。そこは「ロンボク島」

ロンボク島はインドネシア政府の機関でありバリ島ヌサドゥアを開発したITDC(観光開発公社)が携わる島で、マンダリカ経済特区として国際サーキット場がオープンし、現在もショッピングモールやテーマパークなどの開発が予定されており、五つ星ホテルも続々建設がされるエリアです。

バンブー建築では珍しい大型のレストランが 「Milky Wave」オープン

その設計を担当したのが、なんと日本人のBambooアーティスト岡崎氏が手掛けたアート建築作品です。

世界でも珍しいBambooで造られた大型のレストラン施設です。建物の構造からディテール全てをBamboo技術を駆使し造られたBamboo建物は通常の建築物とは大幅に異なり、唯一無二の存在、一つのアート作品とした大型Bamboo建築物です。

近年、世界で抱える環境問題に配慮したサスティナブルの象徴的な存在として、この「Milky Wave」 は2022年10月グランドオープンいたします。

Milky Waveは、このロンボク島に竹産業をもたらした大きな存在であり、今後はロンボク島から世界へメッセージ性をもつBambooアート作品として運営される施設となります。

 

レストランメニューは日本人シェフによる日本食をベースとしたジャパニーズフュージョン食のオリジナルメニューを創作しております。

 

● Milky Wave 建築概要
総面積: 800㎡ (土地)
バンブー建築エリア: 1F 453㎡ 2F 223㎡ エントランス 63㎡ 総バンブー本数:5000本

岡崎氏はロンボク島から世界に発信できる事業を模索している中、ロンボク島にある環境資源に目を向け、竹の資源こそ現代の環境問題への解決策として発信、活用できることに気づき、そこでバンブー建築を広くロンボク島から世界に発信できると考え2020年にロンボク島初の「バンブーラボアーキテクチャー」を設立。

 

地域の環境資源を活かし、リゾート地として開発されるロンボク島の観光産業へも大きな役割も担っている。

成長の早いバンブーは建築建材としても優れており、耐久性と弾力性を兼ね備えた最強のサスティナブル建材になるとして、建築建材への製造過程も中部ロンボクにある自社工場にて加工をしており、循環型の仕組みを取り入れることで、地域の雇用を生み、より永続的なビジネスとして竹のサプライチェーンを確立し、ロンボク島でも多くのプロジェクトをスタートさせています。

レストランオープンを皮切りに、リゾートホテル建設、多目的施設、ビーチクラブ建設など大きなプロジェクトを開発しています。

日本人としてバンブー建築の芸術性に魅了された岡崎氏の今後の展開は、バンブー建築の仕組みを日本でも確立することを目指しております。

バンブー建築を日本の沖縄に確立することを目指す

日本で成長したバンブーを現地の工場で加工し建材にしたものを、日本の建築に幅広く利用してもらうために、ここロンボク島で得たノウハウと経験を日本の中でも確立していく想いがあり、そのスタートとして2024年には沖縄エリアでのバンブー建築実績を目指しております。

運営会社 PT. Bamboo Lab Architect
Jl. Mawun, Sengkol, Kec. Pujut, Kabupaten Lombok Tengah, Nusa Tenggara Bar. 83573
satoki@bamboolab-arch.com

情報提供:株式会社ロンボク島
https://lombok-landbanking.com/

 

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