コンクール本選は17日、広島県広島市中区の広島国際会議場で行われ、1次、2次予選を通過した3人が競い合いました。中四国唯一のプロオーケストラ広島交響楽団が奏でる演奏課題曲2曲を全員が順々に指揮するコンサート形式で行われ、広響の下野竜也音楽総監督たち5人によって審査されました。優勝は、欧州を中心に活動する大井駿氏(29)に決定しました。
大井氏は東京都出身。幼少期にピアノを始め、高校卒業と同時に渡欧。フランスのパリ地方音楽院やオーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大などで学び、国内外のオーケストラと協演してきました。準優勝はフランスのロマン・レシェキン氏(21)、3位は東京都の喜古恵理香氏(34)に決まりました。
表彰式では、当社代表村上清貴が1位の大井さんへ村上農園賞として賞金50万円を贈呈し、その栄誉を讃えました。
本コンクールは、育成し学び合う「アカデミー」と、表現を競い合う「コンペティション」を併設、優れた人材を発掘・育成し、単なる競争ではなく、次世代を担う若手音楽家の交流の場を広げ、世界の門戸を広げることを目的としたものです。村上農園は、これからも若い才能を積極的に支援してまいります。
ひろしまミュージックセッション「村上農園Presents次世代指揮者アカデミー&コンクール」ファイナルコンサート結果発表(https://music.hiroshimafest.org/academy-concour-ranking.html)
1・本コンクールの概要など
国内外から若手指揮者を募集し、書類・映像による予備審査を行い、次世代指揮者アカデミー&コンクールの参加者を決定しました。
参加者は、コンクール前に、平和記式典や「平和の夕べ」コンサート等の諸行事への参加を通じて広島の歴史や平和への取り組みを学ぶとともに、予備審査の課題曲「ハイドンの交響曲」を題材とし、広島交響楽団音楽総監督・広島ウインドオーケストラ音楽監督の下野竜也氏によるワークショップに参加。 その後、第一次審査、第二次審査を行い、本選(ファイナルコンサート)で、優勝者を決定しました(コンクールは、一般公開(有料)で行いました。)
2・実施期間
2022年8月5日(金)~2022年8月17日(水)
3・村上農園代表取締役社長 村上清貴のコメント
当社は、1939年に広島市で創業し、一貫して野菜の芽(スプラウト)を育てることをなりわいにしてきました。
若い芽には多くの栄養素が含まれ、成長も旺盛で希望にあふれ、また未来を感じます。それは人も同じ。
当社は広島で育てられ、業界トップ企業となったことに感謝し、次世代の広島を、また日本を背負っていける優れた音楽家の「芽」を大きく育てる同イベントに共感し、この度支援させていただくことにいたしました。
実際にコンクールを拝見し、若い皆様が世界各国から集まって、一生懸命に挑んでいる姿に感銘を受け、とても良い刺激となりました。これからも若い才能を支援する取り組みをしていきたいと思います。
4・村上農園 会社概要
設立 1978年1月
代表者 代表取締役社長 村上清貴
売上 93億2,900万円(2021年12月期)
事業内容 ブロッコリースーパースプラウト、豆苗、マルチビタミンB12かいわれなどの発芽野菜や高成分野菜、レストラン向けマイクロハーブの生産・販売
事業所 本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(東京、名古屋、大阪、広島)
関連会社 株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
加盟団体 一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
ウェブサイト https://www.murakamifarm.com