小説、楽曲、VRなどジャンルを横断したエンターテイメントとなるYOASOBIの『大正浪漫』の感動と魅力を表現したキャッチフレーズは、日本最大級の公募広告賞「宣伝会議賞」の応募作品です。
「YOASOBI 大正浪漫 伝車(でんしゃ)プロジェクト」と題して、8月29日から14日間、約90年前の東京メトロ銀座線を再現した「銀座線1000系特別仕様車(レトロライナー)」の車両内を、『大正浪漫』を伝える100の言葉で埋め尽くします。宣伝会議賞を通じたクリエイターが創造する言葉の力、言葉の魅力、言葉の意味を改めて問う、『伝える電車=伝車』プロジェクトです。
- 日本最大の公募広告賞 第59回のイメージキャラクターをつとめたYOASOBI
「宣伝会議賞」は1962年にスタートし、今年60回目を迎える日本最大規模の公募広告賞です。日本を代表する企業の実在する商品・サービスを課題として、キャッチフレーズやテレビ・ラジオCM企画のアイデアを募集する“誰でも参加できる”公募型コンテストです。“コピーライターの登竜門”とも言われ、50年以上の歴史を持つ「宣伝会議賞」は、各回多方面で活躍する女優・タレント・アーティストをイメージキャラクターに起用してきました。なお、次回の第60回(2022年)は、9月1日に課題発表と応募受付が始まります。
第59回(2021年)は、「小説を音楽にする」という制作スタイルで人気を集めるYOASOBIの二人を抜擢。言葉との関係性が強く、また、言葉を駆使して一気にスターとなった背景から、イメージキャラクターをつとめることになりました。
また、賞の課題にもYOASOBIが出題され、多くのコピーやCM企画案が寄せられました。
- YOASOBIも知らない世界観を引き出してほしい
一般部門の課題は、「プロジェクト『大正浪漫』の魅力を伝えるキャッチフレーズ」。
書籍・楽曲・VR、コンテンツの境界を横断した体験を通じて、「大正浪漫」の世界観を満喫できるこれまでにない新たなエンターテイメント体験を楽しみながら、キャッチフレーズを制作してほしいとの想いでYOASOBIの二人から出題されました。
楽曲「大正浪漫」は100年の隔たりを越え、文通をきっかけに男女が恋に落ちるお話。
楽曲をつくっていくうえで、作詞していると一つの意味の言葉でも、調べていくといろいろな意味があったり、一つの表現したいものに対してさまざまな言い方ができるということに多く気づかされるという。言い回しひとつで、伝わり方や感じ方も全く変わったものになることも日々感じる、そのうえでYOASOBIのふたりは、キャッチフレーズを見た人、読んだ人にどのように伝わってほしいのか、どのように感じ取ってほしいのか、ということを想像しながら言葉を選んでいただけたら嬉しいとの期待を込めました。
- 大正浪漫というプロジェクトを新しい視点から切り拓いたキャッチフレーズ
数万通を超える多数の応募が寄せられ、YOASOBIのふたりも審査に加わり、協賛企業賞としては下記の作品が選出されました。
「出会っていたら、はじまらなかった恋かもしれない。」(藤榮卓人さん)
3月10日に行われた贈賞式の場で『YOASOBI大正浪漫”“伝車”プロジェクト』の実施を発表。電車メディアなどを活用し、今回応募いただいたキャッチフレーズを多くの方々に発信していくことを宣言しました。
- 「YOASOBI×宣伝会議賞 想いを伝える「100の言葉」
『大正浪漫』は、100年の時代を越えて生きる二人の男女が、文通を通して恋に落ちる小説がもとになっています。
今回、東京メトロ銀座線1000系特別仕様車(レトロライナー)を活用いたしますが、『大正浪漫』の世界観と銀座線1000系特別仕様車の車内景観が合致したことも掲出場所とした理由のひとつです。ミュージックビデオ内でも、レトロ風電車と現代風の電車が登場する描写があります。こうした世界観を銀座線1000系特別仕様車内で伝えるにあたり、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社をパートナーに迎え、ポスターにデジタル印刷による特殊色を使用して車内空間を彩ります。また、キャッチフレーズごとにデザインを変えていることも工夫のひとつです。そして今回表裏の色や手触りが異なる紙を用いることで、「大正浪漫」の2つの時代が交錯する姿もイメージしました。掲出期間中の9月8日には、楽曲「大正浪漫」の原作小説『大正浪漫』(NATSUMI 著)の文庫版も発売されることが発表されました。書籍と楽曲、そして車内空間でも『大正浪漫』の世界をお楽しみください。
掲出時期:2022年8月29日(月)- 9月11日(日)計14日間
掲出場所:東京メトロ 銀座線1000系特別仕様車内(レトロライナー)2編成(貸切電車)
※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
■宣伝会議について
1954年に日本で最初の宣伝・広告の専門誌として月刊「宣伝会議」を創刊。以来、宣伝・広告分野の最新動向から、コミュニケーション戦略、マーケティング活動に役立つケーススタディなど、マーケティング・コミュニケーションに携わる皆様に役立つ情報を総合的に提供しています。
■宣伝会議賞について
1962年にスタートし、今年60回目を迎える日本最大規模の公募広告賞。日本を代表する企業の実在する商品・サービスを課題として、キャッチフレーズやテレビ・ラジオCM企画のアイデアを募集する“誰でも参加できる”公募型コンテストです。9月1日から、次回(第60回)の課題発表および応募受付が始まります。
■YOASOBIについて
2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan 総合ソングチャート”HOT100″にて2020年年間1位を獲得し、2021年8月に史上初のストリーミング累計6億回再生を突破。2021年9月16日には、小説『大正浪漫』『夜に駆ける 文庫版』(いずれも双葉社)を発売しました。若年層を中心に絶大な人気を集める彼らの特徴は、「小説を音楽にする」という制作スタイルにあります。アーティストの中でもより言葉との関係性が強く、また、言葉を駆使して一気にスターとなった背景もイメージキャラクター選定の決め手となりました。
■『大正浪漫』について
大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説 著:NATSUMI(双葉文庫)
時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正を生きる千代子が書いたものらしい。
思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったがーー令和と大正、時を超えた恋の行方は?
「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作。
特典として、ボーカルikuraの朗読動画つき!
■富士フイルムビジネスイノベーションについて
働く人々がより創造力を発揮し組織の力を最大化するために、DXを通じた知識と情報の効果的な利活用を支援します。1962年の創業以来培った技術や知見をもとに、ワークフローソリューション、デジタル複合機やデジタル商業印刷機などの研究・開発・生産・販売を行っています。デジタル印刷の分野では、必要なコンテンツを最適なタイミングで届けることができる特長を生かし、嗜好や価値観が多様化する中でも、人びとの相互理解を促進するコミュニケーションを実現します。
2021年4月1日、「ビジネスに革新をもたらす存在であり続ける」との決意のもと、社名を富士ゼロックス株式会社から富士フイルムビジネスイノベーション株式会社に変更しました。
https://fujifilm.com/fb
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社宣伝会議「YOASOBI 大正浪漫“伝車”プロジェクト」事務局
TEL: 03-3475-3010 MAIL: houjin@sendenkaigi.com