【採択事業概要】
1.空き家バンクの運営や物件の保有・公開方法等の実態調査
全国の自治体を対象に、空き家バンクの運営状況や物件の保有・公開方法をアンケート調査し実態を把握します。
2.物件データの連携方法を検証
調査結果を基に対象の自治体と下記のデータ連携モデルの検証を行います。
①ファイル転送、②API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携、③RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)活用、④OCR(オプティカル・キャラクター・レコグニション)活用
3.自治体に向けたデータ連携モデルの周知活動
構築したデータ連携モデルを周知するための説明会等を開催いたします。また特設ページで情報発信を行うなど多方面から周知を図ります。
【アットホームが本事業に取り組む意義】
現在、「全国版空き家バンク」に参画いただいている自治体は全国で630ですが、1,100以上の自治体が未参画の状況です。主な理由の一つに、物件を登録する上での労力や人手不足があげられ、自治体の空き家バンクと、全国版空き家バンクとのデータ連携を望む声が多数寄せられていました。こうした声を受けて、今回データ連携モデルを構築し、自治体の作業負担を軽減することで、参画しやすい環境を整備し空き家課題の解消を目指していきます。
【「アットホーム 空き家バンク」とは】
国土交通省が推進している空き家・空き地等の流通活性化に向けた取組みに賛同し、全国の空き家・空き地や公的不動産(PRE)、地域の情報と消費者ニーズを結びつけることを目的に、アットホーム 空き家バンクを構築・運営しています。アットホームは、空き家・空き地の利活用に関心を持つ消費者に、引き続き有益な情報を提供してまいります。
■アットホーム 空き家バンク:https://www.akiya-athome.jp/