9月4日(日)「くじらの日」にあわせて
2022年8月31日(水)に共同船舶が保有する船、第三勇新丸でニタリ鯨の生肉の一部を東京(豊洲市場前桟橋と台場)にて荷揚げし、9月2日(金)に豊洲市場への上場を予定しています。今年の鯨の生肉上場は仙台、豊洲、大阪、下関の4か所で年5回のみ実施。
ニタリクジラは体重20t以上、魚体13m前後の大型の鯨
ミンククジラ、イワシクジラと並び近海で獲れます。光が届く水深200mまでの海を泳ぎます。イワシやオキアミを食べ、寿命は約60年。主に熱帯域から温帯域にかけ生息していますが、夏が近づくと、餌を求めて日本の海に回遊してくると見られています。漁は東北沖の排他的経済水域内で行われます。
存続が危ぶまれる日本の鯨食文化を応援します
日本がIWCから脱退し、調査捕鯨から商業捕鯨に切り替えた2019年以降、鯨の消費と認知拡大を狙い実施されている取り組みで、豊洲への生肉での上場は今年で2年目です。鯨食文化の存続も危ぶまれる一方、消費量が増えれば自給率向上にもつながり、国内資源の有効活用も期待されています。
今年は100セット限定、豊洲市場ドットコムで販売
ニタリ鯨は通常冷凍品のみの流通で、今回のような無凍結のニタリ鯨は年間生産量の1%以下という希少さです。一般家庭での消費拡大のため、レシピに加えイベント情報も合わせて発信します。
北西大平洋水揚げ『無凍結 ニタリ鯨』生食用の赤肉・尾肉 計700g 冷蔵 10,800円(税込・送料別)
詳しくはwebへ https://www.tsukijiichiba.com/user/product/30491 豊洲きょう着く便コーナーにて、取り扱います。
豊洲市場ドットコムの「豊洲きょう着く便」とは? https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/7
東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨を対象エリアとして、「豊洲」市場に「きょう」入荷した新鮮な食材がその日のうちに「着く」、「便」利なサービスです。都内23区は17時までに配達、それ以外の対象エリアは当日18時以降に配達します。
世界中から豊洲市場へ集まる新鮮な魚介類や野菜・フルーツをプロだけでなく、料理好きな一般の消費者にも直接お届けできるのが、豊洲市場ドットコムの「豊洲きょう着く便」です。
問い合わせは、 株式会社食文化へ https://www.shokubunka.co.jp/contact/