https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/koufukin/r04/pdf/saitaku_jirei.pdf
ワーク&ライフ・インターンとは、大学生が「働くこと」と「家庭を築くこと」を体験を通して学び、将来なりたい姿やライフデザインを考える両立体験プログラムです。
本プログラムは、2015年経済産業省主催「第5回キャリア教育アワード」で優秀賞を受賞した他、2017年より京都府「仕事と育児の両立体験プログラム」として受託開催しています。
- 「仕事と育児の両立体験プログラム」(ワーク&ライフ・インターン)施行の背景
共働き世帯が専業主婦世帯の倍以上の1,300万世帯となり、仕事と育児の両立が当たり前となりました。一方、スリールが23~47歳の女性498名へのインターネット調査を行った両立不安白書によると、まだ結婚・出産を経験していない23~47歳の女性の92.7%が仕事と育児の両立に漠然とした不安を抱えていることが分かります。(※1)
また、大学生においては、近年都心を中心に進む核家族化や、コロナ禍によりこれまでよりも一層周りとの繋がりが希薄になっている中で、学生が将来“働くこと”や“家庭を築くこと”について見聞きできるのは、身近にいる家族や知り合い、もしくはメディアなどに取り上げられるスーパーウーマンといった数少ないモデルとなります。
それゆえに、「周りにいないから自分にも無理・・」と諦めたり、「あんなにレベル高く、完璧にはできない」といったイメージから選択肢を制限するといったケースも少なくありません。
この課題を解決すべく、ワーク&ライフ・インターンは、仕事と育児を両立されている家庭にインタビューを行ったり、帰宅後の家事と育児のリアルな様子を見ることで、身近なモデルだけでは網羅されない多様なロールモデル像を得て、学生が自らの将来のライフデザインを具体的にイメージできるプログラム構成となっています。
(※1) http://sourire-heart.com/ryoritsufuan/
- 地域少子化対策重点推進交付金の概要
令和4年度地域少子化対策重点推進事業実施要領(※2)によると、少子化の進行は将来の日本経済に多大な影響をもたらすことを懸念し制定された「少子化社会対策大綱」(令和2年5月29日閣議決定)を踏まえ、「希望出生率 1.8」の実現に向け、各自治体が行う地域の実情に応じた少子化対策の取り組みを、地域少子化対策重点推進交付金により支援しています。
※2 https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/koufukin/r04/pdf/tousho/04youryou.pdf
- 京都府「仕事と育児の両立体験プログラム」について
京都府の平成30年の合計特殊出生率は、全国ワースト3位(1.29)と、急速な少子・高齢化と人口減少が進行しています。その背景として、若い世代の女性の未婚化や晩婚化や晩産化が注目されています。そこで、社会全体で子育てを見守り支える社会を目指すための指針として、令和元年に「京都府子育て環境日本一推進戦略」を策定し、特に若者が結婚をし、安心して子どもを産み育てられるよう、結婚から子育て、保育・教育、就労に至る総合的な子育て支援を行っています。(※3)
それらの取り組みの一環として、「仕事と育児の両立体験プログラム」では学生が府内の企業で働く子育て家庭への訪問やワークショップを通し、自らのライフデザインを考える取り組みとして行っています。
これまで本プログラムに参加した495名の学生のうち、85%が「仕事を続けながら子育てを続けたい」と回答した、前向きに将来のライフデザインを考えるきっかけとしてご好評をいただいています。
(※3)https://www.pref.kyoto.jp/kosodate/documents/ouenpaln.pdf
京都府「仕事と育児の両立体験プログラム」については京都府のホームページをご参照ください。
https://pref-kyoto-kodomohagukumu.jp/worklifebalance/
スリールは、今後も学生向けライフデザインプログラムを通し、将来を担う若者がどんなライフステージにおいても多様な選択肢の中から自分らしい選択ができるよう、ライフキャリア教育に尽力してまいります。
スリール株式会社企業概要
代表: 堀江敦子
設立: 2010年11月
所在地:〒113-0033
東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル本郷7F 小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
HP: https://sourire-heart.com/
業務内容:企業向けコンサルティング・研修、ライフとキャリアのデザイン教育(ワーク&ライフ・インターン運営)、個人向けセミナー開催など