甲賀市発のブランド茶「ほうじ」9月1日から販売開始!

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滋賀県は、歴史あるほうじ茶の味を未来に伝えるため、産地が一つとなって約4年にわたる開発の末、独自の製法で焙じた産地限定のブランド茶「土山一晩ほうじ」(つちやまひとばんほうじ)を、2022年9月1日(木)から販売を開始します。
 「土山一晩ほうじ」は甲賀市による独自の認証ほうじ茶で、紅茶のような花のような華やかな香りと、焙煎による旨味ある味わいが特徴です。県産茶葉の約9割を生産する甲賀市の土山産茶葉を使用することや、12時間以上萎凋(いちょう)という工程を経た香り高い茶葉を使用すること、県内の茶匠及び土山の生産者が焙煎することなどを認証規格としています。
 近年、相次ぐ天災や新型コロナウイルスの影響によりお茶の消費が伸び悩む中で、全国に茶産地が独自にプロデュースするほうじ茶ブランドが少ないことから、特産品として「土山一晩ほうじ」の開発に着手しました。プロジェクト関係者は滋賀県茶業会議所をはじめ、甲賀市、JAこうか、茶農家、茶商など多岐に渡り、平成30年度のプロジェクト開始から、約4年の年月をかけて甲賀市発のブランド茶「土山一晩ほうじ」が誕生しました。
 新たにデビューする新感覚のブランドほうじ茶「土山一晩ほうじ」をご堪能ください。

「土山一晩ほうじ」とプロジェクトチーム「土山一晩ほうじ」とプロジェクトチーム

■「土山一晩ほうじ」について
 「土山一晩ほうじ」の面白さの一つが「萎凋」と「焙煎」の掛け合わせで生まれる香りです。

 「萎凋」とは摘み取った茶葉を寝かせて「しおらせる」ことを言い、この過程で茶葉は微発酵し、ほの甘い草花のような香りを放ち始めます。また、「焙煎」とは茶葉を焙じることを指し、茶葉を火で炒ることにより芳ばしい香りが立ちのぼります。この「萎凋」と「焙煎」の両方を経て、2系統の香りが交差する香り高いお茶になります。
 もう一つの面白さが茶農家、茶匠が協力して、それぞれ自分のところの「土山一晩ほうじ」を作る点です。香りも味も一通りではないのです。「なにしろ一聞は一飲に如かず。まずは飲んでみてください」

 

[名称の由来]
甲賀市の土山地域で採れた茶葉(土山茶)を一晩寝かせてつくるほうじ茶、という意味に由来している。
[認証規格]
・土山産の茶葉を使用すること 
・12時間以上萎凋させた香り高い茶葉を使用すること
・滋賀県内の茶匠及び土山の生産者が焙煎すること

土山一晩ほうじ」販売概要
【公式サイト】 https://www.hitobanhouji.com/
【販売開始日】 2022年9月1日(木)
【製品概要】  マクアケ(https://www.makuake.com/project/hitobanhouji
        にて、3種類のセットを先行販売中(8/22まで)
        9/1以降、上記公式サイト等で商品紹介がされる予定。        
【販売場所】  滋賀県茶業商業協同組合加盟店等で販売されます。

 

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