「i2.JP」は、アストラゼネカが世界で展開するヘルスケアイノベーション拠点「A.Catalyst Network」の一員として2020年11月に日本で発足し、オープンイノベーション活動を積極推進しています。発足から1年半で200以上のパートナーが参画するコミュニティへと成長しました。英国国際通商省が支援するテクノロジー企業のビジネス成長を推進する官民連携組織であるTech Nationとはこれまでも、Tech Nationが紹介する英国のベンチャー企業に「i2.JP」に参画してもらい、「i2.JP」ネットワーク内で日本におけるビジネス展開を検討するなど、コラボレーションを実施してきました。
日本市場を目指す英国のスタートアップ・英国市場を目指す日本のスタートアップは少なくないものの、商習慣や法規制などの違いやリソースの問題から、効果的・効率的にビジネス進出を果たすための検討がなかなか進まないという現状があります。「i2.JP」とTech Nationは、スタートアップ企業がこうした進出に関わる障壁を乗り越えられるよう、双方のコミュニティメンバーによる知見や強みの提供などを行い、それぞれの市場へのビジネス進出が成功するように相互協力体制を強化していきます。ゆくゆくは、患者さんをサポートする新しいソリューションや、新たなヘルスケア技術が海を越えて互いの市場で活用されるようになるなど、次世代ヘルスケアに貢献することを目指します。
戦略的パートナーシップの具体的な内容として、「i2.JP」とTech Nationは、日本・英国へのビジネス進出を目指すスタートアップに対し、以下のような支援を行います。
・「i2.JP」/ Tech Nationのネットワークの提供
・ネットワーク間におけるビジネスマッチングの支援
・共同セミナーやピッチイベントにおいて事業内容を知ってもらうプレゼンテーション機会の提供
・共同イベントの開催
高齢化社会が世界で加速する中、日本は2021年時点での65歳以上高齢者の総人口に占める割合が世界最高の29%でしたが、イギリスも19%と少なくありません(*)。現在直面している、また今後直面すると予測される医療分野の課題に取り組むために、デジタル技術やテクノロジーを取り入れたヘルステックのさらなる発展が期待されます。Tech Nationとの戦略的パートナーシップもそのひとつですが、アストラゼネカでは今後も、「i2.JP」をはじめとする共創の場を最大限活用し、ヘルスケアの未来に貢献することを目指していきます。
*総務省統計局令和3年9月19日「統計トピックスNo.129統計からみた我が国の高齢者–「敬老の日」にちなんで-」( https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1291.html )
以上
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アストラゼネカについて
アストラゼネカは、 サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、 主にオンコロジー、 希少疾患、 循環器・腎・代謝疾患、 呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、 医療用医薬品の創薬、 開発、 製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。 英国ケンブリッジを本拠地として、 当社は100カ国以上で事業を展開しており、 その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。 詳細については https://www.astrazeneca.com または、 ツイッター@AstraZeneca(英語のみ) https://twitter.com/AstraZeneca をフォローしてご覧ください。
日本においては、 主にオンコロジー、 循環器・腎・代謝、 および呼吸器・免疫を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。 アストラゼネカ株式会社については https://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。 フェイスブック https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/ とインスタグラム https://www.instagram.com/astrazenecajapan/ もフォローしてご覧ください。