今回の取り組みは、東京国際工科専門職大学の2年生が様々な企業・自治体・団体などの課題解決に取り組む実習授業「地域共創デザイン実習」のひとつのプロジェクトとして、北新宿四丁目商友会・北新宿四丁目親交会から依頼を受けて4月にスタートしました。
今後、新宿区との連携も強化して地域の方々との協力体制を組み、学生たちはアカデミア出身の研究者教員および業界出身の実務家教員の指導のもと、自由な発想でAI、IoT、CGなどを駆使したりSNS等も活用したりして、「リアル」と「デジタル」を融合した新しい形の商店街の魅力づくり、商店会の活性化をはかっていきます。
- 概要
・目 的 : 新宿区、北新宿四丁目商友会・北新宿四丁目親交会、東京国際工科専門職大学の良好な連携と事業の円滑な実施のために必要な事項を定めることにより、商店街の魅力づくりを推進することを目的とする。 ・事 業 名 : 北新宿4丁目商店街活性化プロジェクト ・事業内容 : ITツールを使った商店街満足度向上策 |
- 東京国際工科専門職大学「地域共創デザイン実習」とは
各企業・自治体・団体などから地域共創におけるテーマが与えられ、資料収集や調査分析・現地調査をふまえ、問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、その上で具体的な課題解決の方法検討。中間発表を挟み、企画提案とプロトタイプを含む最終発表を行う、9ヵ月間の長期プロジェクトになります。
- 「地域共創デザイン実習」が生み出す未来
・CSRにとどまらない、CSV(企業の社会的責任追求)も視野に
本学が行う実習は、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)にとどまらず、社会貢献と企業側の利益を両立できるCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)の観点に大きく貢献することを目的としています。本実習での提携を契機に、研究・開発・調査等の互恵関係を醸成し、単年のみならず継続的な産学連携を行うことで、将来的にはより実践的な研究プロジェクトへ結びつけることを目指しています。
・学科を超えたチーム編成で、広がる提案力
AI、IoT、ロボット、ビッグデータ等の新たな技術を学ぶ「情報工学科」と、最新ITを応用したインタラクティブなゲームやデジタル映像を学ぶ「デジタルエンタテインメント学科」の学生が合同で参加し、チームが編成されるため、より幅広い発想や提案を実現します。
- 東京国際工科専門職大学IPUT(International Professional University of Technology in Tokyo)
55年ぶりに国の大学教育改革によって誕生した「専門職大学」として、2020年4月に開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した先進的な実践教育で、グローバルに活躍できる「デジタル人材」を輩出します。新宿駅前の校舎には、AIやVR、モーションキャプチャーをはじめとした最先端のソフト・ハードを導入。元東京大学総長の吉川弘之学長が牽引する指導陣には、各専門分野で高い実績をあげる研究者教員に加え、IBM、パナソニック、NTT、バンダイナムコスタジオ、NHKなど名だたる企業出身の実務家教員がそろい、これからの産業界や社会のニーズに応える高度な実践力や応用力が身につきます。
*大学説明会や個別相談会を実施中。詳細は本学WEBサイトにてご確認ください。
https://www.iput.ac.jp/tokyo