洋食器メーカーのニッコー株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:三谷明子、以下NIKKO)は、世界初の捨てられる食器から生まれた肥料「BONEARTH®(ボナース)」を使って、本格的に野菜の栽培を実現いたしました。遂に第一弾のトウモロコシを収穫し、ジェネラルストア「LOST AND FOUND」にて、7月29日(金)より期間・数量限定で販売開始いたします。
また、その肥料で育てたトウモロコシを使って、人気料理家・寺井 幸也さんによる夏のご馳走クッキング・ライブの配信を7月29日(金)17時より行います。
■人気料理家・寺井 幸也さんによる夏のご馳走クッキング・ライブ
2022年7月29日(金)17:00〜 START
Instagramライブ配信アカウント:@yukiya.terai
- 農家で本格栽培が実現した「BONEARTH®(ボナース)」のトウモロコシ
ボナースとは、世界初の食器をリサイクルした肥料のこと。NIKKO FINE BONE CHINAの原料に含まれる牛骨の灰に含まれるリン酸三カルシウムが肥料として有効なことから、その開発がスタートしました。NIKKOが肥料化してリサイクルする技術を確立し、約2年半の開発期間を経て、2022年3月遂に発売が実現したのです。
NIKKOでは、「100年後の、循環する未来をデザインする」をテーマに、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」の原則に沿った取り組みを進めてまいりました。メーカーとして、製品づくりの段階から廃棄が出ない設計を考え、一度調達した資源ができる限り社会の中で循環し続けるサーキュラー型のビジネスモデルへの変革を目指すため、共創パートナーの皆さまと共にさまざまなアプローチを検証しています。
今回、NIKKO本社と同じ石川県白山市にある「中本農園」がボナースの取り組みに共感くださり、トウモロコシの栽培に至りました。
ボナースで育てた約200本のトウモロコシが、富ヶ谷のLOST AND FOUND TOKYO STOREで販売されます。通常は石川県内のみで販売される商品ですが、特別に7月29日から3日間限定で店頭に並ぶことになりました。
- 栽培してくれた石川県の中本農園とは
中本農園はとても広く、毎年トウモロコシだけでも30万本が収穫されます。その量は、石川県のスーパーに並ぶトウモロコシの大半を占めるほどです。
元々水田だったところに、今回ボナースを使ってトウモロコシを植えることが決まりました。「ゴールドラッシュ」という品種で、粒皮が柔らかく、さわやかな甘みで食味が良いのが特徴。
トウモロコシにはリンを多く含んだ肥料が良いということで、ボナースがぴったり。さらに水に溶けない肥料なので、河川流出しづらく、用水が近くて水に恵まれた農園でも安心です。
- 「BONEARTH®(ボナース)」とトウモロコシの販売について
■「BONEARTH®」
「BONEARTH」の3つの価値
・機能的価値:安全で効果が持続しやすく、花や実を育てるのに特に効果的
・情緒的価値:見た目も美しく、園芸用品の化粧砂としても活用可能
・サスティナビリティ価値:廃棄・埋め立てに伴う環境負荷・CO2削減 / リンの輸入・輸送に伴う環境負荷・CO2削減 / 既存肥料と比較して環境流出がないことによる環境負荷削減
BONEARTH (Lサイズ・800g) ¥ 1,320(税込)/ギフトパッケージ
BONEARTH (Lサイズ・300g) ¥ 715(税込) /ギフトパッケージ
BONEARTH (Lサイズ・20kg) ¥ 11,000(税込)
BONEARTH (Sサイズ・20kg) ¥ 11,000(税込)
■トウモロコシのみ期間限定販売です。
7/29(金)16:00~19:00
7/30(土)11:00~17:00
7/31(日)11:00~17:00
・とうもろこしの数量には限りがあります。なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
・販売日時は都合により変更となる可能性があります。
・250円/本は現金のみでのお支払いとなります。
・品種:ゴールドラッシュ
粒皮がやわらかく、爽やかな甘みが特徴。
【販売店舗】
LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロストアンドファウンド トウキョウストア)
営業時間:11:00〜19:00 ※定休日:火曜日
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1階 / TEL:03-5454-8925
URL:https://lost-found-store.jp
LOST AND FOUND公式インスタグラム
@lost.and.found_store
- NIKKOとは
ニッコー株式会社は石川県金沢市で1908年の創業以来、100年以上にわたり上質な陶磁器づくりに取り組んでまいりました。
しかし、近年では美しい陶磁器づくりに欠かせない上質な石や粘土などの天然資源が過剰な採掘により年々枯渇傾向にあり、一部の原材料ではすでに調達価格の高騰が始まっています。また、気候危機や土壌汚染、プラスチックによる海洋汚染など様々な環境破壊が原因で、私たちを取り巻く食の未来は危険にさらされています。
NIKKOが、次の100年も陶磁器づくりを続け、豊かな食とそれを楽しむ時間を守り続けていくためには、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提としたリニア型のビジネスモデルから脱却し、製品づくりの段階から廃棄が出ない設計を考え、一度調達した資源ができる限り社会の中で循環し続けるサーキュラー型のビジネスモデルへの変革を目指すため、NIKKO Circular Labを立ち上げ様々なアプローチを検証しております。
NIKKOでは、陶磁器の他、浄化槽やオーダーメイドバスルームなどの住設環境機器や、機能性セラミック商品など幅広い商品を開発・製造しています。
https://www.nikko-company.co.jp