ブラザーは、2021年6月に東山動植物園が進める動植物の絶滅を防ぐことを目指す「種の保存」活動や、動植物の絶滅の一因が人類の活動であることを紹介する「環境教育」に関する情報発信を担うオフィシャル広報パートナー協定を締結している。ブラザーは、広報パートナーとして、投票用の特設WEBサイトを作成し、同園が行う赤ちゃんの愛称候補募集に協力すると発表した。
【アジアゾウの赤ちゃんの愛称候補募集概要】
募集期間 :2022年7月28日(木)~ 8月21日(日)
応募方法 :愛称候補募集の特設サイト内の応募フォームに愛称とその理由を入力して投票
特設WEBサイトURL:https://higashiyama-action.jp/asianelephant
選定プロセス :複数の愛称案を選定後、9月に園内で来園者による投票を実施し最終決定
愛称は、10月にブラザーのニュースリリースのほか園内で開催予定の命名式で発表
赤ちゃんの情報:生年月日:2022年6月26日(日) (母アヌラの第2子として誕生)
性別:メス
体重:130㎏、体長:130㎝、体高:110㎝(いずれも誕生時の推定値)
また、ブラザーは今回の愛称募集に合わせ、「東山動植物園×ブラザー アジアゾウの出産と種の保存と」と題した動画を制作し、自社WEBサイト「SDGs STORY」に公開した。
■SDGs STORYスペシャルコンテンツ「動植物園とSDGs」
https://www.brotherearth.com/j/special/zoo/
この動画では、アジアゾウの赤ちゃんの誕生にいたるまでのドキュメントに加え、世界中で多くの動物が絶滅の危機にひんしている状況、そしてその原因が人類の活動であることが紹介されている。今回新たな命が誕生したアジアゾウも、世界中で乱獲や森林破壊等の影響により生息数が減少しており、IUCN(国際自然保護連合)から絶滅の危機が非常に高い状況にある「EN(絶滅危惧種)」に指定されている。ブラザーでは、少しでも多くの人々にこの動画を見てもらい、アジアゾウを含む絶滅危惧種の保護を考える一助となって欲しいとしている。
<ブラザー工業と東山動植物園との関わり>
ブラザーは、1984年に名古屋市が日本で初めてコアラを招聘(しょうへい)した際にコアラ舎の建設費を寄付して以降、東山動植物園に対して長年にわたりさまざまな支援を行ってきた。さらに、2021年6月には、グローバルに生物多様性保全活動に取り組んできたブラザーグループと、地球環境や命の大切さを伝える同園の思いが重なり、オフィシャル広報パートナー協定を締結。ブラザーは、この協定に基づき、園が進める動植物の絶滅を防ぐことを目指す「種の保存」活動や、動植物の絶滅の一因が人類の活動であることを紹介する「環境教育」に関する情報発信を担っている。