株式会社マネーフォワード(本社:東京港区、代表取締役 CEO:辻 庸介)が提供する連結会計システム「マネーフォワード クラウド連結会計」を活用することで、グループ経営管理をデジタルで実装するサポートが可能になります。
1.グループマネジメントシステム構築の目的
グループ経営とは、複数の企業(事業)がグループとして活動することにより、競争力を高める経営スタイルです。資本的なつながりだけでなく、本当の意味でのグループ経営を実践していくためには、グループ会社をコントロールするための経営システム導入が必要です。特に、海外子会社を有している企業や上場企業レベルの体制構築を目指す企業には不可欠です。また、近年グループ全体に関わる意思決定のスピードアップが求められていることから、グループ全体の理念・ビジョンの明確化や組織デザイン、経営企画機能の強化などは企業経営における競争力の源泉となります。
上場レベルの経営プラットフォームを構築したい企業にとっても、これまでの属人的な経営管理体制から、ステークホルダーに対して経営責任を“見える化”するガバナンス体制やグループ全体の「ヒト・モノ・カネ」をマネジメントする体制を仕組みとして構築することが求められます。グループ全体における経営マネジメントの効率化を見据え、業務の一元化や標準化などシェアードサービスをどのように設計・運用するかで経営資源の配分は変わり、より無駄のない経営体制構築が可能になります。
2.「グループマネジメントシステム構築コンサルティング」について
タナベコンサルティングとグローウィン・パートナーズが提供する「グループマネジメントシステム構築コンサルティング」では、実現したい目的を反映したグループマネジメントシステムを整備し、継続的な運用を行うことで、クライアントの中期経営計画達成に向けた事業拡大を支える仕組みを構築いたします。
フェーズⅠは現状認識として、グループ本社と事業会社における課題を明確にし、検討・整備すべき点を示します。フェーズⅡでは、現状認識からグループ全体の業績マネジメント体制構築、グループCMS構築、グループ人材マネジメント体制構築などグループマネジメントシステム設計の最適なプランをデザインし、提言いたします。フェーズⅢでは、グループ管理会計システムの運用、グループCMS・業績マネジメントの運用、採用・育成・タレントマネジメントの運用準備、実行支援によるフォーマットの見直しやフローの見直しなどを支援し、グループマネジメント体制の運用・定着化を目指します。
今回の3社連携により、フェーズⅡで設計したグループ管理会計や業績マネジメントをデジタルで実装するサポートが可能となりました。フェーズIIで設計するグループ経営管理の仕組みの基盤となる経営管理情報会計システムとして、株式会社マネーフォワードの「マネーフォワード クラウド連結会計」を導入。上場企業のガバナンス・業務ルール・運用体制構築にも精通した公認会計士と実務家が中心となり、グループ経営管理を実現するためのシステム導入から運用管理体制の構築・定着化までを支援いたします。
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タナベコンサルティンググループ(TCG)概要
TCGは、1957年(昭和32年)に創業し、創業60年を超える日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、現在地から未来の社会に向けた貢献価値として、「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを定めています。
グループで約660名のプロフェッショナル人材を擁し、「経営者・リーダーのパートナー」として大企業から中堅企業まで17,000社以上の支援実績があります。
経営コンサルティング領域としては、戦略策定支援(上流工程)から、デジタル技術も駆使した現場における実装・オペレーション支援(中流~下流工程)まで、企業経営を一気通貫で支援できる経営コンサルティング・バリューチェーンを全国地域密着で構築しています。
そして、コンサルティングスタイルとしては、「Client Success-すべてはクライアントの成功のために」という徹底したクライアント中心主義のもと、経営コンサルティング・バリューチェーンにより、個社の経営課題に合わせて複数名のプロフェッショナルコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を推進しています。
〈経営コンサルティング・バリューチェーン〉
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