https://ils.tokyo/news/202207_01.php
2022年7月26日
ILS (イノベーションリーダーズサミット) 実行委員会
経済産業省 新規事業創造推進室
イノベーションリーダーズサミット<略称:ILS>実行委員会(運営:株式会社プロジェクトニッポン)は昨年度に引き続き、経済産業省と共同で、国内のベンチャーキャピタルや大学など約100機関によって選出された有望スタートアップ企業1,353社を対象としたアンケート調査を実施。スタートアップとの連携を通じたオープンイノベーションに積極的な大企業の人気ランキング調査「イノベーティブ大企業ランキング」の2022年度版を取りまとめましたので、上位10社を発表いたします。
本調査は、我が国の大企業のオープンイノベーション状況を俯瞰的に指標化することを目的に、年に1回調査し今年で5回目になります。総合100位までのランキングや上位30社の戦略や組織文化などのイメージを4象限にプロットした「大企業イノベーティブ戦略ポジショニングマップ」は、ILS公式サイト(https://ils.tokyo/)にて資料請求を受付けいたします。
■調査結果サマリー
- 1位・2位は引き続きKDDI、トヨタ自動車が堅持、KDDIは5年連続1位、ソニーがソフトバンクを抜いて3位にランクイン。
- 新規TOP20にNTT、ダイキン工業、三菱地所、ENEOSが登場。ENEOSは昨年から約30位の大幅ランクアップ
- 業種別では「素材・化学」領域の得票数が増加し「電機・精密」に次ぐ規模へ。中でも三井化学が伸長
■質問内容と調査結果
Q.あなたがオープンイノベーション活動に積極的であると感じる、大企業名を挙げてください。(3社以上5社まで)
イノベーティブ大企業ランキング2022:総合上位10位 |
イノベーティブ大企業ランキング2022:業種別上位5位*ランキング(東証17業種) |
*有効得票数に満たない企業を除く
【総合100位までのランキング結果/大企業イノベーティブ戦略ポジショニングマップの資料請求】 総合100位までのランキングや、大手企業の業種別ランキング(全17業種)及び、上位30社の戦略や組織文化イメージなどの回答項目間の類似性を相対的な距離で算出し、4象限(トップダウン変革型 / ボトムアップ変革型、投資・ポートフォリオ志向 / R&D事業開発志向)にプロットした「大企業イノベーティブ戦略ポジショニングマップ」は、ILS公式サイト(https://ils.tokyo/)にて資料請求を受付けいたします。 ⇒ ILS公式サイト(https://ils.tokyo/)より資料請求へ |
「イノベーティブ大企業ランキング2022」 調査概要
- 調査対象 :過去5年間に開催されたILS(2017-2022)において、国内外の主力VC(ベンチャーキャピタル)等、約102機関で構成されるILSアドバイザリーボードの推薦を受けて、ILSのメインイベントである大企業とスタートアップの新事業協業マッチングプログラム「パワーマッチング」に参加した国内有望スタートアップ全1,353社の経営者
- 調査方法 : インターネット調査(ILS専用サイト上の入力フォームによる回収)
- 調査期間 : 2022年6月7日~2022年6月24日
- 有効回答 : 641社(回答率47%)
- 調査主体 : イノベーションリーダーズサミット運営事務局、経済産業省
- 設問項目 : 企業名の自由連想と、連想された企業に対する個別評価
ILS (イノベーションリーダーズサミット) とは https://ils.tokyo/
大手企業のアセットとベンチャー企業のアイデアやテクノロジをマッチングし、グローバルイノベーションを生み出すことを目的に30名の発起人と経済産業省後援のもと発足したオープンイノベーションカンファレンス。本年2月に実施した第9回ILSは、メインの協業マッチング商談会「パワーマッチング」に、大企業109社550部署、スタートアップ672社(内、海外188社)が参加し、3,088件の商談が行われ、その中の約4割にあたる1,111件の協業案件を創出。この極めて高いマッチング率を維持しているのは、参加できるスタートアップが、主要VCや大学、日本や外国政府機関など102機関のアドバイザリーボードによって厳選された優良企業のみであることが一番の要因となっている。大手企業の満足度は9割を超え、前回は88%の商談がオンラインで行われるなどコロナ禍にも対応している。
前回調査:「イノベーティブ大企業ランキング 2021」 https://ils.tokyo/news/202109_01.php