サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社東京ドーム(以下、東京ドーム)と協働し、東京ドームシティ全域に集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を8月1日(月)より開始します。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。東京ドームは、事業活動で発生する環境負荷の低減に向けて、さまざまな環境保全活動に取り組んでおり、「プラスチックゴミ処理の対策」等を進めています。今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。
●本取り組みについて
東京ドームシティで回収した使用済みペットボトルを、当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、8月1日(月)に東京ドームで開催される「サントリー ドリームマッチ2022」をはじめとして、東京ドームシティにご来場されたお客様に対し、会場内で使用済みペットボトルの分別の啓発を展開し、ペットボトルは何度も循環する資源であることをお伝えしていきます。
〈東京ドームシティについて〉
「東京ドームシティ」は、読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」をはじめ、大小さまざまな各種イベントホール、入園無料の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」、天然温泉のスパ・ショッピング・レストランまで楽しめる融合商業施設「ラクーア」など、さまざまな施設で構成される都市型総合エンターテインメント地区です。
年間多数のお客様がご来場される東京ドームシティでは、環境保全の取り組みについて積極的に取り組んでおり、各種イベントを通じた啓発活動を行っています。また従来のゴミ箱を、資源として回収できるよう分別を強化した仕様にリニューアルし、そこで回収したペットボトルキャップを東京ドームシティ内で使用されるゴミ袋(CirculeX)に再製品化する取り組み等を実施しています。この取り組みと、今回の取り組みを通して、さらなるCO2排出量の削減に努めていきます。
サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。
2019年に策定した「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。
※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発
▽“野球には、ドリームマッチがある。”「サントリードリームマッチ2022」リリース
https://www.suntory.co.jp/news/article/14170.html
▽「サントリードリームマッチ2022」公式ホームページ
https://www.suntory.co.jp/culture-sports/dreammatch
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/
以上