株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)のロードバイク用高性能軸受「ONI BEARING®」が、日刊工業新聞社主催第20回2023年超モノづくり部品大賞において日本力(にっぽんぶらんど)賞を受賞いたしました。
【ONI BEARING®について】
ジェイテクトは、1984 年に世界で初めて実用化したセラミック軸受の技術と自動車・産業機械向けに培った知見を活かして、2022年8月に市販ビジネスの新商品としてONI BEARING® を開発しました。
既存のロードバイク用軸受と比べ圧倒的な低トルクを誇り、漕ぎ出しの軽さとホイール速度維持の高さが評価され、国内トップチームである MATRIX POWERTAG(マトリックスパワータグ)のレース車両にも採用されています。
市販ビジネス商品としてサイクルショップなどで販売され、Mavicをはじめ、DT-swiss 、 Roval 、Bontrager、Vision、ZIPP、ENVEなど各ブランドのホイールにも適合型式を取り揃え、国内だけでなく今後は海外のロードバイクユーザーにONI BEARING®の嬉しさをお届けしていきます。
【受賞理由】
ONI BEARING®は、圧倒的な低トルクを実現するために、設計や材料、潤滑方法などで独自の技術を採用しています。こうした独創性の高さや優れた性能を高くご評価いただき、このたびの受賞となりました。
【超モノづくり部品大賞について】
超モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に表彰を行っています。
2003年に創設され、2008年に「モノづくり部品大賞」から現名称に変更となり、2023年で20回目を迎えています。現在では、「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」「環境・資源・エネルギー関連」「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」の6分野を表彰対象としています。
【ご参考】
ロードバイク用高性能軸受「ONI BEARING®」ラインアップ拡充