■プレスリリースアワードとは
「プレスリリースアワード」は、株式会社PR TIMESがプレスリリース発信文化の普及と発展のため、2021年に立ち上げました。
プレスリリースを発信するという習慣が、業態・規模・地域・法人個人を問わず広がり、表現方法や用途にも発展性を持たせることを目指しており、社会性・公共性・共感性・将来性等の視点から、プレスリリースの可能性拡大に貢献したものを表彰します。
プレスリリースアワード2023では、1161件のエントリーうち、101件のプレスリリースが最終審査に進出し、10件の受賞プレスリリースが決定しました。
【プレスリリースアワード2023特設サイト】
URL https://prtimes.jp/pressreleaseawards/2023/
■ローカル賞受賞プレスリリース(2023年2月22日配信)
巣立ち応援!新成人18歳に「祝い金50,000円」を支給 南相馬市が東北初の支援事業を開始
https://prtimes.jp/a/?f=d116976-7-7ec258eb85105e9759fa690b8c395757.pdf
なお、本事業の趣旨やポスター撮影の裏側について、以下noteにて投稿しております。
【note】https://note.com/minamisoma_18sai
■受賞理由のコメント(審査員:PRDESIGN JAPAN株式会社 代表取締役 佐久間 智之 氏)
こちらのプレスリリースを私が選定した理由は、成人ということで普通の自治体なら「もどってきて」と伝えたいところを、「いってらっしゃい」とそっと新しい門出の後押しをしている点が秀逸だと感じたため。
また、ポスターを活用した周知をしたこと、それをリリースすることでインプレッションを獲得したことは非常に価値が高いです。共感を生むために人をキーワードとしてストーリーを見える化(画像など)しており、何より自治体発というのが素晴らしい。多くの自治体でこのプレスリリースを参考にしていただいて、良いプレスリリースを日本中に広げていただければと思います。改めて、南相馬市の皆さんおめでとうございます!
■受賞における南相馬市のコメント
本日はこのような素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。プレスリリースを通して、沢山の方にこの事業を知って頂き、多くの共感の声を頂きました。
この事業の対象となったこども達は東日本大震災の時に年長さんだったこども達です。
南相馬市は震災と原発事故の影響を大きく受け、ほどんどのこども達が市外に避難して、避難先で入学式を迎えた、そんなこども達です。
その後も様々な制限や不安の中で、南相馬市に戻ってきてくれて、育ってくれたこども達は私達の希望そのものでした。
そして、夢に向かって巣立っていくこども達の背中をポンと押したい。そんな気持ちを『さぁ、いっといで』という言葉に込めて、応援ポスターを制作しました。
これから先、少し辛いとき、寂しいときもあると思います。そんな時に、地域の皆さんのメッセージや、ふるさとの存在をふと思い出してくれたらと思います。
また、今回この事業にご協力いただきました地元小高のデザイン会社「marutt株式会社」、写真家の白井亮さん、そしてポスター被写体としてご協力いただいた地域のみなさん、本当にありがとうございました。
今年もこの事業は動きだしています。これからも南相馬市らしい、あたたかいメッセージを発信しいきたいと思っています。
■南相馬市はこども・子育てを本気で応援しています
子育て世代に心強い3つの無料化(給食費・保育料・医療費)をはじめ、妊娠、出産、育休、子育て、教育、奨学金、そして大人になり出会い、結婚、新生活まで切れ目のない支援を行っています。
詳細は以下、市ホームページをご参照ください。