本日10月25日に法人設立10周年を迎える一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)は、来月11月25日に10回目となるシビックテック・カンファレンス「Code for Japan Summit 2023」を開催します。コロナ前までは地域に会場を設けて、神戸や新潟、千葉などに集まって開催しておりましたが、2020年以降はオンライン配信、2022年以降はハイブリッド形式で行ってまいりました。2023年、10周年を迎える今回は、4年ぶりに会場に参加者・登壇者をお招きする形の再開となります。
基調講演(A-1セッション)
情報セキュリティ事業などを手掛け、防災アプリ「特務機関NERV防災」を2019年9月にリリースされたゲヒルン株式会社の代表取締役、石森大貴さんをお招きし、「社会をハックする」と題し、防災アプリ開発中のできごとを中心に、これまでに遭遇したオープンデータ・防災情報データの課題や、情報アクセシビリティ、社会課題の解決(ハック)に焦点を当ててお話しいただきます。またトーク後はCode for Japan代表の関も交え、私たちのシビックテック活動の原点にもなった東日本大震災でのsinsai.infoや、シビックテックに携わる人が爆発的に増える契機となった東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトなどでのオープンデータや開発なども含めて、これまでの技術活用やこれからの社会ハックについてクロストークを行います。
ゲストトーク(A-2セッション)
デザイン領域セッションとして、これまで、Apple、IDEO、PlayStation、Sony、Theranos、Samsung、Adobe、Meta、Microsoftにおいて、分野横断的な工業デザイン・CMFチーム、ビジュアル・インタラクティブデザイン、プロダクトマネジメントを率い、起業家として2つのスタートアップの創設者でもあり、現在はIDEO TokyoのManaging Directorを務めるAna Arriola-Kanada(アリオーラ金田・アンナ)さんに登壇いただきます。
「Citizen Inclusion(シチズン・インクルージョン)」と題し、AI/ML(人工知能と機械学習)などが急速に普及していく現代において、倫理、インターセクショナルデザイン(人種、性別、階級、性的指向、性自認など複数の個人のアイデンティティが組み合わさることによって起こる様々な差別の現状に目を向けて、マイノリティの中でも更に社会からの注目が集まりづらい差別を受けている当事者を可視化し、融合していくデザイン)やサーキュラリティ(循環性、資源枯渇に伴う製品や資源の価値を永続的に再生する力)を含めて、これからの未来をつくる私たちの考えるべきことや役割について探索していきます。
10周年記念コンテンツ(NFTスタンプラリー・トートバッグ)
今回は会場にて、Code for Japan Summit 2023 記念NFTのスタンプラリーを企画しています。
BaseQの中で分けている4つの区画「メイン会場」「サブ会場」「ワークショップ会場」「協賛企業ブース」を参加者の皆さんがめぐってみたくなる仕掛けとして、NFTスタンプラリーを実施します。全てのNFTを集めた方には更にスペシャルなNFTをプレゼントする予定です。
【参加登録方法】
ライブ配信のオンライン視聴・会場でのセッション参加はいずれも無料登録で参加できます。会場で開催する懇親会のみ、有料チケットの登録が必要となります。いずれもPeatixのチケット登録から申し込み可能です。オフライン会場に足を運びたい場合は、ウォッチパーティー会場案内からご確認ください。( https://cfjsummit2023.peatix.com/view )
オフライン・オンラインどちらも、サミットグッズ・Code for Japan10周年記念グッズをご用意しております。現在SUZURIページにはサミットグッズとしてTシャツ(白・黒)を掲載しておりますのでご確認ください。(グッズページ: https://suzuri.jp/code4japan )
【イベント概要】
日時:2023年11月25日(土) 13時〜
会場:BaseQ(日比谷・東京ミッドタウン)
参加費:無料(日比谷会場・オンラインともに)
会場収容人数:同時参加300名
主催:一般社団法人コード・フォー・ジャパン
ウェブサイト:https://summit2023.code4japan.org/
イベントチケットページ:https://cfjsummit2023.peatix.com/
ハッシュタグ:#cfjsummit
【アクセシビリティ】
サミットのプログラムではリアルタイム字幕「UDトーク」を導入します。
その他、特別な配慮が必要な方は事前に info@code4japan.org までご連絡ください。
【Code of Conduct(行動規約)】
Code for Japanの運営するイベントは全て、Code for JapanのCode of Conduct(行動規約)に則っています。スタッフだけでなく、スピーカーとして登壇する方々や参加者の皆さんと一緒につくり、より良いイベントにしていきたいと考えているので、参加の際は必ずこちらをご確認ください。 https://github.com/codeforjapan/codeofconduct
【Code for Japanとは】
Code for Japanは、シビックテック (市民が主体となって自分たちの街の課題を技術で解決する)コミュニティづくり支援や、自治体への民間人材派遣などの事業に取り組む非営利団体です。より良い未来に向けて、立場を超えてさまざまな人たちと「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。 https://www.code4japan.org/