世界トップクラスの太陽電池モジュールメーカーである『Qセルズ』を展開する「ハンファジャパン株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役:尹 柱)」(以下、ハンファジャパン)は、カーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの自給率向上、災害発生時における電源確保の重要性が広く認知されたことを背景に、まずは太陽光発電からスタートし、蓄電池、電気自動車(EV)の導入を将来的に検討するなど、お客様のエネルギー需要が変化する場合でもスムーズなシステムアップを実現する、拡張型太陽光発電システムパッケージ「Q.READY」を販売いたします。
「Q.READY」は、将来的に蓄電システムやV2Hシステムへのシステムアップ可能な拡張型パワーコンディショナを備えたパッケージシステムです。一般的なパワーコンディショナの自立出力は1.5kVA前後と、携帯電話の充電やラジオの聴取など必要最低限の電化製品しか使用できなかったのに対し、「Q.READY」の自立出力は最大5.9kVAと高出力を実現したことで、停電時にも幅広い電化製品が使用できるだけでなく、家全体の出力先をカバーする全負荷200V対応で電源をバックアップいたします。
従来の太陽光発電システムは、将来的に蓄電システムやV2Hシステムの導入を検討した際は他メーカーの機器を増設する必要があることから、動作・表示のミスマッチのリスクに加え、先に設置したシステム機器が保証対象外になるリスクがあるなど、導入までに高いハードルがありました。
拡張型パワーコンディショナを備えた「Q.READY」は、太陽光発電システムをはじめ、システムアップを見据えた互換性のある蓄電システム、V2Hシステムまで一括で制御できるため、太陽光発電と蓄電池ユニットの電力変換で生じるシステムロスを最小限に抑えるだけでなく、システム導入に伴うトータルコストの削減を実現します。起動電力は25Vと低電圧で、太陽光発電モジュール積載量の少ない狭小屋根にも対応する一方、短絡電流16A、最大動作電流13.5Aと過電流のリスクが少なく、高い発電力を誇るQセルズ製の太陽光発電モジュールとの相性も抜群です。
また、翌日の発電量や使用電力量を予測して蓄電システムの最適な運転設定をおこなうAI自動制御を無料でご利用いただけます。気象警報・早期注意情報が発表された際に蓄電システムを自動で充電する機能を備えており、ピーク電力需要時や停電時にもシームレスで安定した電力供給を実現します。※Club Qcells(サービス開始は来春予定)の会員登録が必要。V2Hの制御は対象外
【Q.READYの特長】
・最大5.9kVAの自立出力で、停電時に200V機器を含む幅広い電化製品が使用可能。
・短絡電流16A、最大動作電流13.5Aで高い発電力を誇るQセルズ製モジュールと相性抜群。
・起動電圧25V、太陽光発電モジュール2枚から設置可能で狭小屋根にも対応。※Q.TRON M-G2.4+ 430の場合
・停電時に電力を自動で切り替える自動切替開閉器は一般分電盤内に設置可能な省スペース設計。
・蓄電システムは自家消費に最適な7.7kWh/9.7kWhより選択し購入可能。
・蓄電システムの導入でAI自動制御、見守りサービス、気象警報自動制御に対応。
・V2Hシステムの導入で、EVユーザーの暮らしに合わせた充放電の優先度設定が可能。
・スマートフォンと連携可能な専用アプリケーションをご用意。
「Q.READY」紹介ページ:https://www.q-cells.jp/qreadylp/
【ハンファジャパン株式会社について】
世界710ヵ所の拠点をもち、Fortune Global 500に選出された韓国最大手企業である株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。再生可能エネルギー関連事業(太陽電池モジュール製造・販売、PPS、IPP、PPA事業)をはじめ化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2022 年12月現在、日本向けの太陽電池モジュール出荷量累計 7.3GW、住宅用販売棟数 120,000 棟を達成した。
「Qセルズ」ホームページ: http://www.q-cells.jp/