株式会社イチケン(本社:東京都港区芝浦、社長:長谷川博之)はこの度、環境問題の解決を目的としたグリーンプロジェクトに要する資金調達のために東京都が発行する債券「東京グリーンボンド」の内容に賛同し、投資いたしましたのでお知らせいたします。
1.「東京グリーンボンド」の概要
債券名 |
東京グリーンボンド(5年)第7回 |
発行総額 |
200億円 |
年限 |
5年(償還日:2028年9月20日) |
発行日 |
2023年10月24日 |
代表的な充当事業 |
都有施設への太陽光発電の導入、下水道整備による浸水対策 |
2.主旨
当社は、創業100周年となる2030年度までの長期経営計画「ビジョン2030」を策定しており、目標とする企業像を「安定した成長を続けていくとともに社会の持続的発展に貢献する企業」とし、計画を推進しております。
また、サステナビリティの実現に向けて、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する当社の取組方針を「ESGマテリアリティ」として設定しております。
この環境分野の重点課題に掲げる気候変動リスクの取り組みとして、CO²排出量の削減や建物のZEB※化を提案しており、今回のグリーンボンドへの投資も、こうした取り組みの一環として決定したものです。
今後も建設事業者でなければできない環境負荷の低減や省資源、リサイクル等、様々な形で省エネルギーと創エネルギーの実現に向け、地球環境にやさしい省エネ建設の取り組みを進めてまいります。
※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することによりエネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支を「ゼロ」にすることを目指した建築物