アクアリウム用品シェアNo.1*のジェックス株式会社(大阪府東大阪市、代表取締役社長:五味 宏樹)が、中部学院大学 水野友有准教授、岐阜大学 合掌顕教授と共同研究を行い、幼稚園において爬虫類(ヒョウモントカゲモドキ)と小動物(ゴールデンハムスター)を用いて、飼育する動物種による保育効果の違いを研究結果の発表を行いました。
当社は、中部学院大学 水野友有准教授、岐阜大学 合掌顕教授と共同研究を行い、幼稚園において爬虫類(ヒョウモントカゲモドキ)と小動物(ゴールデンハムスター)を用いて、飼育する動物種による保育効果の違い研究を行いました。
図1、ヒョウモントカゲモドキ(左)とゴールデンハムスター(右) の飼育ケージ
その結果、小動物の場合のみ、顔だけ及び頭足画を描いている絵が有意に多かった点。爬虫類の絵は、飾り(飼育用品)やケージを表現する絵が、小動物の絵では付加物(ハートや虹、文字など)を描く絵が有意に多かった点などが明らかになりました。これらのことから、幼児は爬虫類を観察するなど科学的な対象として、小動物は「かわいい」などの情緒的な対象として、捉えている可能性が伺えました。
幼児期に生き物と触れあうことの意義は、命の尊厳を学ぶだけではなく、科学的な視点や情緒的な視点を高める部分にもあります。今回の調査で飼育する動物の種類によって、幼児の反応が異なる結果が得られました。実際の家庭や保育の現場で、どのような体験を子供たちにさせたいか、目的に応じて触れ合う動物を選択することが重要であること啓発していきたいと考えています。
本研究は第19回 日本子ども学会学術集会にて発表を行いました。
より詳しい研究結果はこちら
子ども達の成長は飼育する生き物の種類で変化する!? 爬虫類と小動物の飼育による保育効果の比較を研究発表【GEX Lab.より】
昨今、ペットとして多様な動物が飼育されていますが、飼育する動物の種類によって、幼児期の発達に与える影響は異なっているのではないかと考えられます。そこで、ジェック
*(株)富士経済「2023年ペット市場マーケティング総覧」水槽/周辺器具/水質調整剤 トータル・メーカーシェア 2022(実績)