障がい者が個性を活かして「働ける社会」の実現に理解と介助を。障がいのあるなしに関わらず、共にパフォーマンスをして多様な社会を推進。サポーター募集

東京2020パラリンピック閉会式、テレビ朝日「気づきの扉」等に出演した、障がいの有無に関わらず、共に作品を創るエンターテイメントチーム『FaiRy』(東京都小平市/代表:吉川莉奈)は、ダンスや音楽を通して、障がいに関する社会問題を楽しみながら解決し、誰もが自分の個性を輝かせ、それぞれの得意な事で補い合いながら働ける社会を目指してきました。障がいのあるアーティストが「働ける社会」の実現には、理解と介助が必要です。この度、エンターテインメントと企業の社会的責任であるCSR(corporate social responsibility)で「障がい児者とその家族」「きょうだい児」をサポートしたい企業と、障がいのあるアーティストをつなぐマネジメントビジネスを展開することになりました。スタートアップ企画として盲目の⻘年ピアニストが『世界に一つだけのあなたのイメージソングを作る』初ビジネスチャレンジとして、モニター30組を限定募集することをお知らせします。また、障がい児者と健常児者が一緒に踊るパフォーマンスで参加者も笑い合い、ダンスや音楽でつながる未来を実現する活動への寄付も同時募集します。

障がいのある本人や家族の悩み

< 障がいのある本人 >
選べる職業が少ない。夢を追いたいが、挑戦する機会が少ない。障がいがあるからこそ素晴らしい才能があっても、それを表に出すための環境やサポーターが少ない。

< 障がいのある家族 >
介護や付き添いが必要。本人は外出したいけど、家族の都合が悪いと外出は難しい。子供優先で、無理なく、空いた時間に働ける環境がほしい。

そのお悩み解決するための取り組みが、今回のマネジメントビジネスへのチャレンジです。

(1)FaiRy(フェアリー)の応援者を募集

FaiRy(フェアリー)は、東京都を中心に、障がいのあるなしに関わらず、共にダンスや音楽のパフォーマンスをしたり、障がいのあるアーティスト達の活動支援をしている団体です。

” エンターテイメントは、病気や障がいの有無・性別や国籍などに関わらず、全ての人が楽しめて笑顔になれる！”

このエンターテイメント力で、多くの人に笑顔を届けたいです。共感してくださる方からの応援と寄付を募集します。

(2)障がいのあるアーティスト達を支援

障がいのある方の限られた職業に「アーティスト」という選択肢を増やします。障がいという個性があるからこそ輝ける「才能を活かす仕組み」が必要です。

例えば、盲目の⻘年は音楽やナレーションといった才能で、ダウン症の女の子はダンスとう特技で、肢体不自由の方はモデルやパフォーマンス以外にもITやAI技術をステージに活かすなど、一人一人の可能性を引き出し、輝ける働き方をサポートします。その第一弾として、共に活動している志岐⻯哉さんのビジネスモニターを募集します。

志岐⻯哉 (しきりょうや) について
ピアニスト / 尺八奏者 / 作曲家

夢は「目が見えない僕だからこそ出来る音楽で、人々の心を癒し、可能性を広げること」

筑波大学附属視覚特別支援学校高等部音楽科、専攻科音楽科を経て、東京音楽大学にて学ぶ。第65回ヘレンケラー記念音楽コンクールにて優勝、ヘレンケラー賞を受賞。

目が見えないという個性があるからこそ音楽の才能が輝き、それを仕事にしようと挑戦しています。

今回は「その人の話し方・雰囲気・声質・特徴などをもとに、その人のイメージソングを即興演奏する」という彼の特技で新ビジネスにチャレンジします。ご協力してくださる方が30人を超えたら、彼は音楽家として新たな挑戦をしていきます。

【一生ものの宝物を探している方へ、あなたのイメージソング作ります！研ぎ澄まされた聴力と世界を感じる力で、声から心のメロディーが生まれる瞬間】

《体験者の声》

娘の曲を作ってもらい、スマホの着信音にしています。明るく優しいメロディーの流れと共に、親子として出会え成⻑していく安堵と喜びに感じさせてくれる穏やかな曲調で気に入りました。面談の時の、心を紐解く志岐さんの言葉もリフレインします。

・30秒または60秒の曲作りについて

志岐⻯哉が感じた、あなたの話し方・雰囲気・声質・特徴などをもとに、あなたのイメージソングをその場で即興演奏します。「YouTubeやTikTokなど、SNSのオープニング・エンディング動画のオリジナルBGMが欲しい！」「自分をイメージした曲ってどんなのだろう？気になる！」という方におすすめ！

【内容】1名様分のオリジナルイメージソングをお作りいたします。

(1)(2)について、テストマーケティングとしてクラウドファンディングで協力者を募集しています。

▼クラウドファンディングページ▼
https://camp-fire.jp/projects/view/700755

募集期間：2023年9月30日から11月11日まで

活動の背景

代表の吉川です。皆様は「きょうだい児」という言葉を聞いたことはありますか？

私には3つ子の妹達がいます。600g前後の手のひらサイズで生まれ、1人を亡くし、2人は何度も生死を彷徨いながら重度重複障がい者として今を生きています。

私のような障がいのある兄弟姉妹を持つ者は「きょうだい児」と呼ばれます。私は妹達について、幼い頃から誰にも言えない心の葛藤を抱えていました。ケアが必要な兄弟姉妹がいる家族の中で育つのですが、障がい者本人でもなく、また親でもないからこそ抱えている悩みや問題があります。

そんな「きょうだい児」の私は、どんな時もエンターテイメントの力に救われてきました。妹達と一緒にダンスや音楽を聞いたり、家族でテーマパークに行くといつも笑顔になれました。私達家族は「また明日からも頑張ろう！」と生きる活力を貰っていました。

『FaiRy』について

障がいの有無に関わらず、共に作品を創るエンターテイメントチーム『FaiRy』は、東京都小平市を中心としたボランティアとして2019年に活動をスタートしました。その直後にコロナ禍となり、エンターテイメントビジネスは大きな影響を受ける中、ダンサーであった代表の吉川自身も葛藤を抱えて過ごし、1年間延期された東京2020パラリンピック閉会式に出演させていただきました。その後、テレビ朝日「気づきの扉」、ラジオや情報誌などで特集されました。Music for SDGsという音楽を通して、SDGsを推進する国際プロジェクトにも参加。日本だけでなく海外にも活動の幅を広げています。企業のCSRと、多様な人々によるパフォーマンス活動や障がいのあるアーティストをつなぐマネジメントビジネスを展開するこの取り組みを日本からニューヨーク。世界中へと輪を広げていきます！

【連絡先情報】
代表：吉川莉奈

ホームページ：http://rinafairy.com/

メールアドレス：info@rinafairy.com