ジヤトコ株式会社(本社:静岡県富士市、社長:佐藤朋由、以下ジヤトコ)は、10月15日からオーストラリアのシドニーで開催される電動車椅子サッカーの国際大会にメカニカルスタッフとして従業員を派遣します。
電動車椅子サッカー大会でのサポートの様子
自動車用変速機、電動パワートレインの開発・製造・販売を行うジヤトコは、2020年1月に行われた「横浜F・マリノスカップ 電動車椅子サッカー大会」に特別協賛として参加し、選手の電動車椅子の試合前後のメンテナンスサポートを従業員ボランティアが行う「ジヤトコピット」を設置しました。それ以降、パワーチェアフットボールチャンピオンシップジャパンと横浜F・マリノスカップにおいて、「ジヤトコピット」を設置して大会と選手をメンテナンスの立場からサポートし続けています。
今回、シドニーで行われる国際大会に参加する日本チームに同社の生産部門の黒中正道をメカニカルスタッフとして派遣し、大会中の選手のサポートを行います。「ジヤトコピット」で培った経験、知見を見込んで、一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会から同社が依頼を受けて実現しました。また黒中に加え、同じく生産部門の小笠原良二をサポートスタッフとして派遣し、バックアップを行います。
更に、ジヤトコは同大会に出場する選手のうち希望者に対し、出足の良さやなめらかな動きが得られるように設計・製作した電動車椅子用オリジナルギアを提供しました。ポジションに応じて3種類のギアを用意し、選手が実際にテストして選びました。
ジヤトコは「環境」「教育」「福祉」の3分野に重点を置き社会貢献活動を行っています。電動車椅子サッカーのサポートは、メンテナンスだけでなく同社のコア技術であるギアの設計・加工技術も活かすことができる「ジヤトコにしかできない社会貢献活動」として、今後も力を入れていきます。