外務省が推進する対日理解促進交流プログラム 「MIRAI」 欧州、中央アジア・コーカサス地域の青年がオンラインで訪日し、日本の地域や文化について学びます。

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外務省が推進する国際交流事業である対日理解促進交流プログラム「MIRAI」の一環として、欧州31か国の大学生・大学院生40名が沖縄県、広島県、大阪府、奈良県、静岡県、東京都、北海道をオンライン訪問し、視察、交流、文化体験を行います。

沖縄県西表島では、世界自然遺産に指定された西表島の魅力を知り、自然環境保全やオーバーツーリズムなど島が抱える課題について学びます。広島県では被爆2世のガイドの方による広島ピースツアーに参加し被爆の実相について話を聴くとともに、平和について考えます。大阪府や北海道小樽市では、バーチャル視察を通してそれぞれの歴史や文化、地域の魅力について触れます。奈良県では学校交流を行い、奈良に根付く日本文化の原点について学びながら、同世代の学生と知的交流を行います。静岡県では、「東アジア文化都市2023」の取り組みについて話を伺います。また、日本文化体験として、美術品としても価値の高い「刀」の鍛錬の様子を見学します。オンラインでありながらも、各地域からの中継や、地域の人々との交流を交えたプログラムを実施することにより、参加者達は日本の文化や地方の特色について幅広く学び、日本に対する関心・理解を深めます。

【開催概要】
名称:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」オンライン訪日プログラム(テーマ:文化・地方発見)
日時:2023年10月7日(土)〜10月20日(金)の内、10日間

内容:
10月 7日(土)【オリエンテーション・日本理解講義】
        講師 ステュウット ヴァーナム -アットキン氏
10月10日(火)【講義・視察・交流】沖縄県西表島バーチャルツアー
10月11日(水)【視察・交流】広島ピースツアー
10月13日(金)【視察・交流】大阪バーチャルツアー
10月14日(土)【日本文化体験】「刀」バーチャルツアー
10月16日(月)【視察・交流】静岡県(東アジア文化都市2023開催都市)、アーツカウンシルしずおか

10月17日(火)【学校交流】奈良国立大学機構 国際戦略センター

10月18日(水)【視察・交流】北海道小樽市バーチャルツアー

10月19日(木)【ワークショップ】

10月20日(金)【報告会】

対象:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」(テーマ:文化・地方発見)参加者40名※以下の欧州31か国の大学生・大学院生が参加予定

(アルバニア、アンドラ、アルメニア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、

ベルギー、ブルガリア、キプロス、ジョージア、ドイツ、イタリア、カザフスタン、コソボ、キルギス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スペイン、スウェーデン、タジキスタン、トルクメニスタン、英国、ウズベキスタン (国名アルファベット順))

使用言語: 英語、日本語
実施団体: 一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)

【対日理解促進交流プログラム「MIRAI」事業概要】
対日理解促進交流プログラム「MIRAI」は、日本と欧州及び中央アジア・コーカス地域との間で、将来活躍が期待される優秀な若手人材を対象に招へい又はオンライン交流を行う、日本政府(外務省)が推進する事業で、JICEがプログラム企画・運営を受託しています。人的交流を通じ、日本の政治・経済・社会・文化・歴史・外交政策等に関する日本についての理解を促進するとともに、未来の親日派・知日派を発掘・育成することを推進しています。また、参加者に日本の外交姿勢や魅力等について積極的に発信してもらうことで国際社会における対日イメージの向上や日本への持続的な関心の増進に寄与し、欧州及び中央アジア・コーカサス地域における対日理解の促進と、深い相互理解に立脚した日欧関係の発展を図ることを目的としています。

【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本国際協力センター(JICE) 国際交流部
お問い合わせフォーム:https://www.jice.org/contact/index.html

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