『ジオ杉並松庵』 2023年度グッドデザイン賞を受賞

この記事は約4分で読めます。
阪急阪神不動産株式会社では、『ジオ杉並松庵』(東京都杉並区)について、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたのでお知らせします。

なお、今回の『ジオ杉並松庵』の受賞により、当社のマンションブランド〈ジオ〉におきまして、7年連続通算16案件の受賞となりました(昨年度は『ジオ京都御所北』『ジオ調布』で受賞)。

■『ジオ杉並松庵』

杉並区松庵。良質な戸建てが建ち並ぶ第一種低層住居専用地域に位置。そんな街並みに地域最大ボリュームの建築物を環境と調和させながら、埋没させることなく地域の価値を高める存在となる建物を目指し、デザインいたしました。

『グッドデザイン賞』とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の話題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

GOOD DESIGN AWARD
グッドデザイン賞の仕組みや、過去のすべての受賞対象が検索できる「グッドデザインファインダー」など、グッドデザイン賞に関する情報をご紹介するサイトです。毎年1回(4~6月頃)募集する、グッドデザイン賞への応募もこのサイトから行うことができます。

受賞内容の詳細は次をご覧ください。 【受賞サイトURL https://geo.8984.jp/geo/prize/

■ジオ杉並松庵

杉並区松庵の第一種低層住居専用地域に位置する「ジオ杉並松庵」は、周辺の街並みとの調和を重視しつつ、ファサードに印象的なカーテンウォールやマリオンを配した外観デザインを形成し、長大な壁面にリズムを持たせた。また、高低差を利用した共用部の他、地下住戸のテラスには暮らしの多様化に対応する為、住戸から外部を介した空間【&HANARE】を採用した。

低層・地下スペースを活かした設計

ガラスのカーテンウォールのエントランスから進んだ先には、1~2階の二層吹抜けのエントランスホールに加え、地下1階の中庭空間を活かした地下1階~1階の吹抜けを設けた。これらにより1階から地下の2つのラウンジへ光と風が流れていく立体的な空間を構成し、中庭の緑の借景を眺めながら長居したくなる癒しの空間づくりにこだわりました。

時代性への配慮と地下住戸の価値向上

多様化する働き方や時代のニーズを汲み取りながら、本件では地下住戸が多いことから付加価値を持たせることを目指し、各住戸ワイドスパンを多く採用し地下住戸の専用テラスにリモートワーク等の執務室を利用用途とした、「あえて住戸と切離した独立空間【&HANARE】」を計画。お客様より高評価を頂きました。

審査員コメント

立地する地域社会に対して、マンション自体が何らかのかたちで貢献をしようとする姿勢が評価された。

マンションが立てばその住民もまた地域住民の一員になる。この当たり前のことが大規模マンション開発では忘れられがちである。また、住戸プランにも提案があり、地下住戸に実現された離れは、地上階での展開の可能性も感じさせる。今後はこれらベクトルの違う実践をクロスさせて、住まい手が地域に積極的に参加するような風景の創出に発展することを期待したい。

物件概要

阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/926b10ce91b97b125a54fcf533ef582a9fd0a259.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

タイトルとURLをコピーしました