■調査結果
【空き家】
「自宅近くに空き家がある」と回答した人は全体で29%。エリア別には、東北(39%)中国・四国(37%)九州・沖縄(35%)での空き家率が高い。<図1>
近所の空き家に対し、「害虫が増えたり、伸びた枝が隣家の敷地に入るなど、周囲の家が迷惑を被る」47%、「老朽化による倒壊が心配」39%、「不審者の侵入や放火による火災など、防犯面に不安を感じる」35%などの不安が高い。<図2>2021年と比べ、近所の空き家率や空き家に対する問題点・不安な点に大きな変化は見られない。
【持ち家と賃貸の住まい】
持ち家についての意識・イメージは、「老後の住宅費の負担が少ない」「ローンが終わりさえすれば、一の資産になる」が30%台。特に60~70代の「老後の住宅費の負担が少ない」、70代の「リフォームで、間取り変更や設備交換などを自由にできる」が高い。<図3>
賃貸については「引っ越しがしやすくてよい」が36%。70代は「持ち家のように、自分の資産にはならない」が39%と高い。70代は、”家は資産”という考え方が根強くあると思われる。<図4>
【戸建てと集合住宅】
戸建ての意識・イメージは、「多少大きな音が出ても、隣近所に気遣う必要がない」「音をめぐる隣近所とのトラブルが少ない」が30%台。加えて70代は「庭やベランダで家庭菜園やガーデニング、子どもと遊んだりできる」が42%と高い。<図5>
集合住宅は、「足音や生活音が響きやすい、音のトラブルが多い」「共有部の管理を、管理会社や管理人がやってくれてラク」が30%台であった。”音”では、戸建ての方が不安はないと捉えられている。<図6>
【高齢になった時に住んでいたいところ】
自身が高齢となった時に住んでいたいところでは、20~30代は「治安のよい場所」、40~50代は「交通の利便性が良いところ」、60~70代は「医療環境が良いところ」がTOPにあがり、年代による差が見られた。<図7>
■レポート項目一覧
□ 調査結果サマリー
□ 回答者プロフィール(性別・年代・居住地・未既婚・子供の有無・職業・同居家族・同居末子学齢・世帯年収・ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果・自宅の住居形態・自宅の居住年数)
▼調査結果 詳細
□ 【持ち家】と【賃貸】のどちらが良いか
□ 【持ち家】についての意識
□ 【賃貸】についての意識
□ 【戸建て】と【集合住宅】のどちらが良いか
□ 【戸建て】についての意識
□ 【集合住宅】についての意識
□ 次に住みたいところ
□ 高齢になった時に住んでいたいところ
□ 二地域居住の実態/意向/意向理由/居住したくない理由(自由回答抜粋)
□ ワーケーションの魅力度
□ 近所の空き家の有無/問題点・不安点
□ 空き家の所有状況/処分予定/問題点・不安点
□ 近所のゴミ屋敷の有無/問題点・不安点
□ あなたにとって住まいとは
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20231003home/
■調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :2023年:20~79歳の男女
2021年:20~69歳の男女
調査期間 :2023年:9月8日(金)~9日(土)
2021年:9月3日(金)~4日(土)
有効回答数:2023年:本調査3,000サンプル
2021年:本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 :株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 :東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 :2003年4月1日
代表者 :代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容:マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社クロス・マーケティング
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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