2023/10/2 日本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:荻村 正孝、 以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、肺線維症患者さんとご家族、また肺線維症の情報を求める方々のための肺線維症の総合情報ポータルサイト「肺線維症.jp」 https://hai-senishou.jp/ をリニューアルいたしました。
11月23日(木)には第二弾として全身性強皮症に伴う間質性肺疾患、特発性肺線維症(IPF)に関する情報の追加公開を予定しています。
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リニューアルの背景
「肺線維症.jp」は様々なペイシェントジャーニー*の肺線維症患者さんやご家族、そして肺線維症の疑いのある方や、疾患について知りたい方に向けて、必要な情報を漏れなく提供することで、肺線維症に対する正しい理解と適切な受診をサポートすることを目指したウェブサイトです。
過去5年間にわたり日本ベーリンガーインゲルハイムが運営してきた肺線維症に関する複数の情報サイトを、総合情報ポータルサイトとして統合し、チャットボットを導入することで、ウェブサイトに訪れる皆さまに肺線維症に関するあらゆる情報をより簡単に分かりやすく提供してまいります。
*ペイシェントジャーニー:患者さんが受診し、診断され、治療を開始し、治療の継続、治療後の経過観察を受けるという一連のフロー
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リニューアルのポイント
1) 肺線維症の診断前の方、診断後の患者さん、それぞれのペイシェントジャーニーに合わせた適切な情報提供
呼吸器症状にお悩みの診断前の方に、咳や息切れを始めとした肺線維症症状についてセルフチェックしていただけるコンテンツや、病院検索など受診に必要な様々な情報を提供しています。また診断後の方には、疾患や、日常生活の過ごし方、治療等について情報提供を行っています。
・診断前の方が肺線維症の症状をチェックできる
『咳・息切れナビ 肺線維症』
・診断後の患者さんに向けた肺線維症に関する豊富なコンテンツ
2) チャットボット導入で、知りたい情報をらくらく入手
“探しやすさ”の機能を強化し、ウェブサイトを訪れた方が肺線維症に関して求めている情報を確実に入手して頂くために、チャットボットを導入いたしました。
・肺線維症.jp総合案内
・各ページにチャットボットを設置
間質性肺疾患/肺線維症について
間質性肺疾患は、肺の間質に起こる様々な病気の総称で、200を超える病気が含まれます1。代表的なものとして、「原因不明の間質性肺炎(特発性間質性肺炎)」、「膠原病に伴う間質性肺疾患」、「過敏性肺炎」、「サルコイドーシスなどを含むその他の間質性肺疾患」などがあります。間質性肺疾患のうち、肺の間質に炎症が起こり、間質の壁が硬くなって(線維化)、呼吸がしづらくなる病気を肺線維症といいます。また、長い期間にわたって「空咳」が続いたり、軽い運動で息切れがする「労作時の息切れ」があらわれます2。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、世代を超えて生活を変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出を目指しています。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的かつサステナブルな視点を維持しています。ヒト用医療用医薬品とアニマルヘルスの2つの事業分野において、53,000人以上の社員が世界130ヵ国以上で事業を展開しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com/2022/
(アニュアルレポート 英語)
References
1. British Lung Foundation. What is pulmonary fibrosis? Available at:
https://www.blf.org.uk/support-for-you/pulmonary-fibrosis/what-is-pulmonary-fibrosis [Accessed September 2019].
2. 日本呼吸器学会/一般社団法人 日本リウマチ学会 膠原病に伴う間質性肺疾患 診断・治療指針2020