「CMWC 2030 Yokohama」は、自転車で書類や物品を迅速に運び届け、物流を支える世界中のメッセンジャーたちが技や速さを競う世界大会です。本大会は2023年9月20日(水)~25日(月)に日産スタジアムをメイン会場として開催され、自転車を使用した競技を数多く実施いたしました。その中で9月24日(日)に実施した『バイクロア presents カーゴバイクレース』はカーゴバイクやかご付き自転車に乗車したメッセンジャーが指示書に従いながらチェックポイントを回って荷物を運び、荷物量とスピードを競うデリバリーレースです。
本カーゴバイクレースのテーマは『防災』です。未曽有の災害時に都市部では、車や公共交通機関などの交通手段は機能しないことが想定されますが、自転車だけは機動力を失わないことからも、災害時の物流の役割を担うことが期待されております。バイクロアは、普段はあまり意識しない緊急時の対応をシミュレーションする事で参加者に大会を楽しんでいただくだけでなく、実際に役に立つ経験として実感いただくことを意図されています。
そして、今回BRING™は本レースの開催趣旨に共感し、災害時を想定した時の必要物資として回収した衣類(古着)を提供いたしました。レースに貸し出しされた古着はBRING™が再度回収し、素材に応じてリユース・リサイクルされ、その中でもポリエステル繊維100%の衣類についてはJEPLAN独自技術により再⽣ポリエステル原料「BRING Material™」にリサイクルされ、新たな服等の原料に⽣まれ変わることになります。
本活動を通して、大会がよりサステナブルな大会になるよう支援する一方で、今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーの牽引に努めてまいります。
■「CMWC 2023 Yokohama」概要(https://cmwc2023.jpbma.org/)
• 大会名称:Cycle Messenger World championships 2023 Yokohama(サイクルメッセンジャー世界選手権)
• 日時:2023年9月20日(水)~ 9月25日(月)9:00〜18:00頃
• 場所:日産スタジアム(横浜国際総合競技場)および横浜各所
• 主催:CMWC 2023 Yokohama実行委員会
■「バイクロア presents カーゴバイクレース」(https://bikelore.jp/cmwc-cargobike/)
バイクロアは、バラエティに富んだシクロクロス形式の自転車レースや、ランニングやキャンプなどの様々なアクティビティをミックスし、美味しいごはんや楽しいマーケットも充実している総合野外イベントを運営しています。本レースでは、『防災』をテーマに開催しました。
• 日時:2023年9月24日(日)10:00~13:00
• 場所:日産スタジアム(横浜国際総合競技場)
• 参加対象:中学生以上の男女
• カテゴリー:
■【プロクラス(OPEN/WTNB)】 参加30人/レース約2時間/大型荷物を運搬できるカーゴバイク
■【セミプロクラス】 参加20人/レース約1.5時間/カゴやキャリアなど荷物が運搬可能な自転車
■BRING™について(https://bring.org/)
「服から服をつくる®」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランドBRINGは、様々なアパレルブランドなどと協⼒をして使われなくなった服の回収をおこなっています。BRINGが回収した服は、リユースまたは素材ごとにリサイクルされます。そのうちポリエステル繊維100%の服についてはJEPLAN独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」により100%繊維由来の再⽣ポリエステル「BRING Material™」にリサイクルされ、新たな服等の原料や服として⽣まれ変わります。
■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/)
代表者:代表取締役 執行役員社長 髙尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など
「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。
独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業との連携によりペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。
資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルの商用プラントを北九州響灘と川崎(グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。