二回戦第四局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/8qheNMTrfMJTsV
■対局のみどころ
両者の対戦成績は、29戦して豊島九段の22勝7敗。戦型は、居飛車がほとんどで角換わり系が16局と最も多い。横歩取りが6局、矢倉が4局、雁木などのその他が3局。角換わりの中身は、早繰り銀が10局と圧倒的に多く、次いで腰掛け銀が3局、棒銀が1局、右玉が1局、△33金型向かい飛車が1局。両者先手後手にかかわらず角換わり早繰り銀が29局中10局とダントツの出現率であり、これが本命に上げられる。最近の2局だけを見ると、横歩取りが立て続けに現れており、こちらが対抗になるだろう。どの戦型になるにせよ、早々に過去の事例から離れての未知の戦い、いわゆる力戦になるのが恒例となっている。「JT杯」では過去1回対戦があり豊島九段の勝ち。他に持ち時間の短い早指し棋戦での対戦は1局だけで、こちらも豊島九段の勝ち。スキがあれば先攻する構えを見せる豊島九段に対し、糸谷八段は序盤のどこかで定跡から外れて力戦に持ち込む工夫を志向する。北の大地で繰り広げられる関西の実力者同士の激突は見逃せない。
■注目の対局を盛り上げるのはこの3人
大盤解説はご存知「千駄ヶ谷の受け師」こと木村一基九段。2019年タイトル戦登場7回目にして初タイトル王位を奪取。46歳3カ月での初獲得は最年長記録となった。その時の相手が豊島九段である。定評がある巧みな話術は、学生時代の落語研究会に所属していたことで培われたか。観客を笑わせながらぐいぐいと対局に引きこむ木村節に期待だ。
(写真)左から 解説/木村一基 九段 聞き手/真田彩子 女流三段 読み上げ/久津知子 女流三段
■「JTプロ公式戦」トーナメント表
※タイトル・段位は2023年9月22日現在のものです。
■ABEMAでの生中継スケジュール
※放送開始時間は変更になる可能性があります。
■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主 催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後 援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協 賛/ JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式Twitter https://twitter.com/jt_shogi
お問合せ
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