ベンチャー企業が二つの実践型英語プログラムをアメリカで展開

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ハウステンボスなどで楽しさ本位の英語プログラムを展開する(株)ジャイロスコープ(https://gyroscorp.jp) は、国際人育成のための訓練プラットホームとしてPHOENIXを創設し、英語圏で様々な実践活動の機会を提供すべく取り組んでいます。2023年8月には、PHOENIXの旗印の下二つのプログラムをアメリカで実行し、初期の成功を収めました。その一つは、「ALEX (American Life Experience)ボランティアプログラム」で、参加者はアメリカロードアイランド州の非営利法人で二週間、様々なボランティア活動に従事します。二つ目は、「ラテストーン英語キャンプ」で、グアム島で実施する1週間の多目的実践英語キャンプです。これらに共通しているのは、座学の勉強やレッスンは一切行わず、様々な実践体験を通じ国際人としての基礎を身に付けていくことです。今回は合計14名の生徒・学生が参加しましたが、双方とも参加者の評価は極めて高く、今後の本格拡大に向け大きな自信を得ることができました。

PHOENIXは”Practical and Hands-On Experiences Nurturing International Experts”の略称で、ジャイロスコープが創設した国際人育成に向けた実践体験プラットホームです。下図に示しましたように、現在PHOENIXの下、英語圏で実践活動に従事する四つのプログラムを立上げ中ですが、これらのうち、ALEX ボランティアプログラム第1回とラテストーン英語キャンプの実証実験を2023年8月に実行し、成功を収めることができました。

  1. 実践海外短期留学プログラムALEX

ALEXボランティアプログラムは昨年の実証実験に続く第1回の実施で、関西学院中学3年生3名と長崎南山高校1年生の4名が米国東海岸ロードアイランド州の4つのNPOでボランティア活動に参加しました。その傍ら、教会での礼拝や現地学校訪問、現地の市民への日本文化の紹介を行いました。4名の日程は下表の通りです。修了式の際には、ホストファミリーやNPOの人達の前で4人がそれぞれの体験を英語で発表し、大喝采を浴びました。

 ALEX終了時に4名の生徒からアンケートを回収しましたが、その結果を下表にまとめます。全ての項目に亘って高い評価を頂き、アメリカでの二週間が生徒達にとって、充実して価値あるものであったことが分かります。

今回の成功を受け、2024年度はロードアイランドで8名の参ボランティア生を募集するとともに、カリフォルニア州Montereyでも同様な体制を築き、8名ボランティア生を募集する予定です。更に、上記両都市に1か月ずつ滞在し、日米の社会システムの比較研究を行う大学生向けのAmmerican Solutionsの参加者も4名募集する予定です。

2.ラテストーン英語キャンプ

グァム島は日本から4時間足らずで到着することができる日本に最も近いアメリカです。アクセスが容易で

運賃も安いグァム島でで国際人としての基礎を習得する1週間の特訓がラテストーン英語キャンプです。

ラテストーンはグァム島のあちこちにみられる古代遺跡で、古代のチャモロ人が住居の土台としたとされる石柱です。グァムで若者たちが国際人としての礎を築くという趣旨で、これを英語キャンプの冠としてに採用し、Latte  Stone English Campと命名しました。

ラテストーン英語キャンプでは、私たちが得意とする楽しさ主導の英語キャンプに、アメリカ生活体験とSDGsの三つの要素からなる複合的国際人養成プログラムです。標準日程は下表の通りです。

ラテストーン英語キャンプ参加者のアンケートの集計結果を下表に纏めました。参加者の内訳は大学生2名、キャンプの全体評価に於いて全員の平均点は5点満点中4.63点と5日間の英語キャンプに対する高い満足度が確認されました。また、プログラム別の評価では、10人中9人が現地高校を訪れたAmerican Classroomをもっとも良かったプログラムとして挙げ、American Home Visitと陶芸教室がこれに続きました。これらはすべて、英語を使って現地の人たちと直接交流する実践活動で、心温まる国際交流が高い評価を得ています。

今回の実証実験により、当初設定したスケジュールが問題なく実行できることが確認され、現地の人達との心温まる交流が大きな感動を呼ぶことを学びました。今回の実験で明らかになった諸課題を克服の上、2024年3月から年間12回の実施を目標に集客に努めてまいります。

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