当社子会社のリバー株式会社(本社:東京都墨田区、代表:松岡直人、以下「リバー」)は、関東圏に6基保有する大型シュレッダー(※)のうち、川島事業所(以下「当事業所」)の1基を更新し、事業所機能を強化することを決定しましたので、下記の通りお知らせいたします。※1,000馬力以上
1.更新の背景
当事業所は、1969年の操業開始以来、都市部で発生する多様な廃棄物処理ニーズに対応してきました。しかし、近年は設備の老朽化に伴い、処理量の減少や修繕費の増加等が大きな課題となっていました。
こうした現状を踏まえ、リバーは競争力強化はもとより、全社最適の観点から各事業所の機能を明確化するため、大型シュレッダーをはじめとする各種設備の更新を決定いたしました。本更新により、当事業所の取扱数量は36,000トン/年から60,000トン/年まで向上し、金属破砕分野に強みを持つ事業所へと生まれ変わります。
なお、更新期間中はプレス機を導入することで中間処理能力を維持し、破砕処理はグループ内の各事業所にて分担することで、通常の荷受け体制を維持する予定です。
リバーは今後も、高度選別による有価物の回収、および再資源化を成長戦略の柱に、各事業所の機能高度化とTREホールディングスグループ内の連携強化を通じ、高度循環型社会、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
2.更新の概要
事業所 |
リバー株式会社 川島事業所(埼玉県比企郡川島町戸守440番地) |
更新設備 |
生産設備(プレシュレッダ―、シュレッダー他)、建屋、付帯設備 |
取扱数量 |
60,000トン/年 |
稼働開始(予定) |
2026年度 |
投資額 |
51億円 |