写真:イベント登壇の様子。
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日本の介護の現状
現在、日本では要介護1〜3に該当する高齢者は344万人いるとされています。介護のレベルは在宅でのサポートを行う要支援1から、施設において介護を行う要介護5までに分類されており、要介護2から徐々に施設での介護が必要になってきます。在宅介護は家族が介護を家で行うものですが、安心や安全を確保するために見守りカメラを導入しても、プライバシーを守り切ることができなかったり、被介護者が家族に対し迷惑をかけたくない、という気持ちを抱いてしまったりすることがしばしばあります。また、在宅介護から介護レベルが上がって施設介護に入所しても、慢性的な介護者の人手不足による介護事故の発生がリスクとして考えられます。こういった介護における様々な課題を解決するため、当社は見守り介護ロボット「まもる〜の」を開発し、介護者も被介護者も安心・安全な介護ができる環境を実現しました。
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講演の概要
講演では、「なるべく家族の負担を減らして在宅介護する方法」というタイトルで、介護の現状と「まもる〜の」の製品の特徴についてお伝えしました。介護が必要になるきっかけや、在宅介護のプロセスと課題、そして施設介護が必要になるまでの流れを知ることで、介護が必要になった時でも焦らずに判断することができるよう、ピッチを実施しました。
さらに、介護施設が抱える人手不足という課題に起因したリスクや、介護施設で発生しうる課題についても言及。人手不足の中でも、自由と安全の確保をマンパワーで求められている現状をお話ししました。現在、夜勤では1人の介護士が20人の高齢者をケアすることもあり、過重な労働環境の改善が求められています。見守りロボット「まもる〜の」は、在宅介護だけではなく、施設介護の環境にも対応し、確認が必要なタイミングをアプリでお知らせすることで、必要な時に、必要な介助を実施することができます。これにより、不要な見回りや介助の軽減、介護者へ与えるストレスなどを減らすことができます。
当社は、今後も見守り介護ロボット「まもる〜の」を通じ、介護業界における課題を解決し、「新しい介護のカタチ」を実現してまいります。
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見守り介護ロボット「まもる〜の」について
「まもる~の」は、ベッドに設置することで、睡眠やバイタル(脈拍・呼吸)、離床、居室内環境(温度・湿度・照度・気圧)を的確にとらえ、遠方に住むご家族のスマートフォンやパソコンに通知でお知らせするスマートケアセンサーです。シンプルなデザインのセンサーが日常に溶け込み、ご家族のプライバシーに配慮した見守りを行うことができます。オプションで駆け付け代行サービスをつけることも可能なので、いざという時も安心です。
(初期費用:税込¥4,950~ 月額利用料:税込¥4,950~/1台あたり)
株式会社ZIPCARE| https://zipcare.co.jp
まもる~の製品|https://mamoruno.zipcare.co.jp
まもコラム|https://mamoruno.zipcare.co.jp/column/
株式会社イオンリテール|https://www.aeonretail.jp/company/index.html
MySCUE|https://myscue.com/