(株)ティアフォー開発の「自動運転・安全支援用カメラシステム~HDR車載カメラユニット~」販売開始のお知らせ

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 自動運転の実現に向けた取り組みを推進する、アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳)は、株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:武田 一哉)が開発ををした、HDR車載カメラユニット「C1」の販売を開始しましたのでお知らせします。

 自動運転分野における株式会社ティアフォーの高い技術力と当社のコンサルティングサービスとのシナジー効果を追求し、お客様の様々なニーズにお応えする製品を効果的にお届けしてまいります。

 
■開発の背景
 車載カメラは、現在の先進運転支援システムソリューションの主要なセンサーの一部となっていることは広く知られているところですが、株式会社ティアフォーは、これまで手掛けてきた自動運転技術の開発や、全国各地の実証実験で得た知見とソフトウェア設計の技術を活用し、ハイダイナミックレンジの機能を有する自動運転・安全支援用カメラシステムの開発を進めてきました。
 本カメラシステムは、将来の自動運転Level3やLevel4の実現に向けて強力な推進役となることが期待されています。
    
■今後の展開
・自動運転システム用オープンソースソフトウェアAutoware(※)との互換性も高く、自動運転における認知、検知技術の更なる向上が期待できます。(※)Autowareは、The Autoware Foundationの登録商標です。
・カメラやその他のセンサーを登載した車両と連携するインフラ協調システム(スマートポール、監視システム等)においても本システムの活用が可能となります。

 ■製品の特長
●カメラとしての特長
車載品質のハードウェア
高画質
ソフトウェアサポート(ドライバサポート・Autoware対応)

●画質面の特長
ハイダイナミックレンジ性能
120dB相当の広いダイナミックレンジで、明暗差の大きな場面でも高画質な映像を撮影することができます。

高感度
広いダイナミックレンジを持ちながら、ノイズを抑えて高い感度を維持することが出来ます。

 

 

LEDフリッカー低減
近年増加するLEDを使用した交通設備のチラつきを抑制することができます。

  (画像提供:株式会社ティアフォー)

 【主な機能】
車載対応ハードウェア
ギガビットマルチメディアシリアルリンク2(GMSL2)
ハードウェアまたはソフトウェアのシャッタートリガ
IP69K防水防塵
動作温度 -40 to 85°C
さまざまなレンズオプション、反射防止/結露ハウジングオプション
ASIL B 対応可能 (システムに依存)

イメージセンサー
2.5MP解像度
120デシベルのHDR
LED のちらつき軽減 (LFM)
統合 ISP
オンボードレンズ歪み補正 

ソフトウェアサポート
自動運転OS Autoware対応
Linuxカーネルドライバ対応
ROS1 および ROS2 ドライバのサポート対応
 
■製品紹介動画 (リンク先:株式会社ティアフォー)
https://www.youtube.com/watch?v=vG1tObF7-pg 
(リンク先:株式会社ティアフォー)
 
■本件に関するお問い合わせ先
〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目7番14号ATビル
アイサンテクノロジー株式会社 モビリティ事業本部
TEL   052-950-7500

 
 
 

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