令和5年9月6日、市北部の山間部にある高槻市立樫田小学校で、全校児童50人が樫田地域で農家を営む人や保護者とともに他地域より1か月程早い稲刈り体験に汗を流しました。
同校が位置する樫田地区は標高約350メートルに位置し、市内の他地域と比べ気温が低いため、例年1か月ほど早く田植えが行われ9月には稲刈りが始まります。同校では「田植えを通じ、自然と触れ合いながら、自分達が毎日食べているお米がどのように作られているか学んでほしい」という思いのもと毎年、地元の農家や保護者の協力を得ながら、田植えや稲刈りの授業を実施しています。
この日、長靴・軍手姿の児童が学習田に集合し、児童は地元の農家から稲刈りの方法や道具の使い方について説明を受けた後、鎌を持って田んぼへ出発。地元住民や保護者ともに、次々と稲を刈り取った後、適量に束ねて稲木にかけていきました。児童は「上手に刈れて楽しかった」「お米をみんなで食べるのが楽しみ」などと笑顔で話していました。