ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、9月2日(土)に地上波テレビ朝日系列で放送された、FIBAバスケットボールワールドカップ2023「日本×カーボベルデ」について、どのシーンが一番視られていたのか、毎分の注目度データを使って分析致しました。(注目度が高いことは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表します)
8月31日のベネズエラ戦で劇的な逆転勝利を収めた日本代表。自力でのパリ五輪出場のためには、カーボベルデ戦に勝利する必要があります。いままでのワールドカップの試合とは打って変わり、序盤からリードを保ちながら試合を優位に進めていく日本。しかし、第4クォーターに入り、カーボベルデが猛烈な追い上げを見せます。一時3点差まで詰められましたが、なんとか勝ち切った日本代表。最後までハラハラする試合展開でしたが、実際にテレビの前の人はどのシーンにくぎづけになっていたのでしょうか?
カーボベルデ戦で注目度が高かったシーン、ベスト3を発表します。
「日本×カーボベルデ」で一番注目されたのは富永啓生選手の3ポイントシュート!
●第1位: 最も注目されたシーン 20時43分 富永啓生選手が3ポイントシュートを2本連続で決める 注目度:78.3%
最も注目されたのは、第2クォーター、残り5分を切ったところで、富永啓生選手が本試合3本目、4本目となる3ポイントシュートを連続で決めたシーンでした。富永選手は先日のベネズエラ戦ではなかなかシュート成功率が上がらなかったのですが、カーボベルデ戦ではこれまでの鬱憤を晴らすかのような大活躍でした。ここまで3ポイントシュート成功率100%という富永選手の復活に、SNS上でも「今日の富永は止められない」など大興奮の様子でした。富永選手のシュート成功後の「仁王立ち」ポーズにも注目が集まりました。
●第2位: 2番目に注目されたシーン 21時51分 日本の勝利で試合が終了、パリ五輪出場が確定 注目度:77.9%
2番目に注目されたのは、日本の勝利で試合が終了し、パリ五輪出場が確定したシーンでした。第4クォーターはカーボベルデの反撃を受け、一時3点差まで点差を縮められるという手に汗握る展開でしたが、粘り強く戦った日本代表がリードを守りきりました。勝利した日本は、1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めました。
●第3位: 3番目に注目されたシーン 20時44分 ジョシュ・ホーキンソン選手のダンクシュート 注目度:77.0%
3番目に注目されたのは、第1位の富永選手の2連続3ポイントシュートの直後、河村勇輝選手のパスを受けたジョシュ・ホーキンソン選手がダンクシュートを叩き込むシーンでした。試合が行われていた沖縄アリーナでは割れんばかりの大歓声があがり、日本の応援に熱が入りました。
ワールドカップ全試合を通して、劇的な逆転勝利やハラハラするような試合展開など、まさに画面にくぎづけになってしまうスポーツの面白さが詰まった大会でした。日本代表の選手のみなさま、おつかれさまでした。改めて、パリ五輪出場おめでとうございます。
REVISIOでは今後も、思わずくぎづけになってしまう番組やコンテンツを分析していきたいと思います。
■分析データの概要
日時:2023年9月2日(土)19時54分~21時54分
放送局:テレビ朝日
属性:個人全体
地域:関東地域
調査パネル: 関東2,000世帯
指標:注目度※1、世帯視聴率※REVISIO計測による
※1 注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。